産学協同研究【3年制コース】

産学協同研究

What's 産学協同研究?
在校生インタビュー

What's 産学協同研究?/在校生インタビュー

産学協同研究とは?

企業と一緒に一つの研究を進める実習。自分が考えた商品が実際に商品になったり、特許申請する可能性も!「自分の研究から世の中に新しいものを生み出したい」という強い想いを持った学生にとって、企業の要望に応えながら、現場で活きる実践力を身に付けることができる大きなチャンスです。

産学協同研究の大まかな流れ

  • START

  • step1

  • step2

  • step3

  • GORL

在校生レポート

【協同研究先】 東京港醸造株式会社

Sさん(お酒醸造・発酵食品コース)

自然界から採取した酵母を使い
地酒造りに挑戦中

インタビューを読む

発酵や醸造に必要な酵母は、葉や土といった身近な場所に存在しているのですが、どこにいるのか肉眼では分かりません。そこで僕たちは、自然界から採取した約100検体のサンプルの中から、日本酒造りに最適な酵母がいるかを調べています。酵母の中には自分が生成したアルコールで死滅してしまうものもあるので、実際に日本酒造りに使えそうな酵母は約35検体にまで絞られました。さらにそこから7検体まで絞り込み、現在はこれらの酵母を使って7種の日本酒を醸造。温度や日数など条件はすべて同じでも、酵母によって香りが違うところに、醸造の面白さを感じています。

【協同研究先】 株式会社エイジェックファーム

Yさん(食品開発コース)

スリート向けに
2種のスイーツを開発・販売!

インタビューを読む

栃木県産の農作物を使用してアスリート向けのスイーツ開発を行っています。研究では2種のジェラート作りに挑戦していて、一つ目は運動後の体力回復を目的としたリカバリー向け。もう一つは、身体づくりやエネルギー補給を目的としたものです。現在は材料に使用しているサツマイモの加工方法を変えると、食感や微生物にどんな変化が起きるのかのデータを増やしているところ。学生たちだけで進めていく産学協同研究では、目標達成に向けて仲間と協力するためのコミュニケーション力や企業様に企画や結果を伝えるプレゼンテーション力も身に付きました。

【協同研究先】 東京イーストサイドホテル櫂会

Sさん(香り・化粧品開発コース)

SDGsを視野に入れた環境にやさしい
アメニティコスメを

インタビューを読む

私はチームリーダーとして、ホテルのアメニティ開発に取り組みました。企業様から「SDGsも視野に入れたい」とご要望があったので、環境にやさしい素材を使用したボディスクラブとボディミルクを開発することに。最初は普段の授業の延長のような気持ちで始めたのですが、実際は企業様との調整や経費の管理など、まるで小さな会社を運営しているようでした。東京バイオで学んできたことをもとに、自分で考えて自分で実行することが産学協同研究では求められます。元々は人見知りな性格でしたが、この研究開発を通して自主性や行動力も身に付いたと感じています。

【協同研究先】 株式会社バイオジェノミクス

Oさん(未来素材化学開発コース)

虫歯や歯周病を防ぐ
歯磨きジェルを開発

インタビューを読む

「乳酸菌生産物質」が口腔内のウイルスなどに対する抗体を増やすというこれまでの研究結果をもとに、虫歯や歯周病になりにくい歯磨きジェルの開発をめざしました。普段の実習では先生方に事前準備をしてもらう部分も多いのですが、産学協同研究では本実験のための予備実験にはじまり、何から何まで自分たちで準備・実行しなければならず、実際の企業ではこういった実行力が求められるのだと実感しています。 結果を出さなければならない実験・研究職の難しさを就職前に体験できたことで、スキルアップに繋がったと思っています。

企業課題一覧

企業と一緒に研究開発を行います。学生が考えた商品は実際に商品化されたり、特許申請することも可能です。

産学協同にむけた基礎研究

  • アボカドオイルを使った機能性食品開発
  • 生物を用いた水質浄化法の検討
  • 天然醸造味噌の発酵期間短縮及び機能性味噌の研究開発
  • ビール類泡持ち向上技術の開発
  • 化粧水いらずのBBクリームの開発
  • 微生物を用いた水質浄化の研究
  • 納豆菌を利用した食品開発及び機能性研究

産学協同研究ができるコースはこちら

学生時代に商品開発ができる

自分の研究で世界に新しいもの生み出したい!
そんな志を持っている方、ぜひ私たちにサポートさせてください。