化学分析コース

kesyouアイコン バイオテクノロジー科 3年制 未来素材化学開発
コース

化学の専⾨学校
(化学分析技能⼠資格認定校)

化学×バイオのチカラを活かした開発技術を学び
持続可能なミライを創る技術者になる

  • バイオフェス
  • 分析体験授業

Whatʼs 未来素材とは?

これまでにない機能を持ち、持続可能な社会に貢献する新素材・エコ素材・バイオマス素材

わたしたちの生活は様々な材料・素材で作られた製品で成り立っていますが、これらの材料・素材に今、地球環境や自然環境に優しく再生可能で、持続可能な社会に貢献できることが求められています。また生物のチカラを活用した今までにない高機能を持つ素材も注目を集めています。これらの素材をわたしたち東京バイオでは「未来素材」と呼んでいます。

Guide:1

化学分野唯一の
国家資格をめざす!

化学分野唯一の国家資格

化学分析技能士とは?

化学分析技能士とは、様々な物質を化学的に分析できる知識と技術を有することを証明する国家資格です。取得者限定の学校求人も多く、就職後にも断然有利となる資格です。

PICKUP

東京バイオでは、
化学分析技能士2級の取得をめざす!

開発分野にとどまらず、自由選択科目の活用で「化学分析技能士」の資格取得も可能に。技術力の証明となり、活躍の幅も広がります。就職後も給与面含め断然有利になる資格です。

化学分析技能士2級合格率100%

めざす資格

化学分析技能士
2・3級
様々な物質を化学的に分析できる技能を持っていることを証明する国家資格です。
中級バイオ技術者
認定試験
バイオの研究や仕事に従事するために必要な知識と技術を持っていることを認定する資格です。
毒物劇物取扱責任者 毒物や劇物を取り扱う際の責任者として認められる国家資格です。
酸素欠乏・
硫化水素危険作業
主任者技能講習
酸素欠乏・硫化水素中毒に陥る危険性のある場所の作業において、正しく指揮・監督を行うための資格です。
危険物取扱者乙種
第4類
ガソリンなどの引火性や爆発性のある危険物を安全に管理する担当者になれる国家資格です。
有機溶剤作業主任者 有機溶剤の取扱作業を行う場合の指揮・監督などを行う事ができる国家資格です。
特定化学物質及び
四アルキル鉛等
作業主任者
特定の化学物質を使用する際に汚染などで労働者に健康被害が出ないよう管理する国家資格です。
知的財産管理
技能検定3級
知的財産について初歩的な管理能力があると認める国家資格です。
品質管理検定3級 製品からサービスに至るまでの品質管理に関して、問題解決や管理・改善の知識と能力を評価することを目的とした検定です。
コミュニケーション
スキルアップ検定
コミュニケーションスキルを個人の資質としてではなく、技術として捉え高める検定です。

Guide:2

未来素材化学開発コースの学び

分析だけじゃない!
化学合成まで学ぶカリキュラム

なぜ?素材開発で化学合成を学ぶのか?

再生可能な化学製品などをつくり出す技術

開発素材

未来素材化学開発コースの特長
  • 化学科目を中心に
    生物・工学系科目も
    網羅するカリキュラム

  • 自由選択科目で
    化学分析技能士の
    取得をめざす!

    詳しくはこちら

■ 学年ごとの学びの流れ

1年生

化学の基礎を学ぶ

学びのポイント

実験の楽しさを体験するとともに、実験を安全に行い、正確なデータ・結果を得るために必要不可欠な技術・知識を身に付けます。

基礎化学実習

基礎的な実験器具、機器、試薬の取り扱いと溶液の調製、分析の基本手法を習得します。

2年生

新素材開発に必要な技術・知識を身に付ける

  • 有機化学実習

    化学合成実験を通じて有機化合物の構造や物性、反応を学びます。生成物の確認もあわせて行い、理解を深めます。

  • バイオ工学実習

    新素材開発に繋がる遺伝子やタンパク質、生体膜、有機分子などについて工学的な取り扱いや実験手法を学びます。

3年生〜

企業との協同研究で実践力を身につけて就職へ

学びのポイント

研究目的の設定、実験計画から仮説⇒検証(実験・データ解析)を繰り返し、研究目的に対して成果をまとめていきます。実際の企業で行われている研究・開発の流れ沿ったプロジェクトで、就職後に即戦力となるための実践力を身に付けます。

  • 産学協同研究

    1・2年次に学んだ化学分野の技術・知識を生かし、業界のプロと産学協同研究に取り組みます。

産学協同研究とは・・・

企業と一緒にひとつの研究を進める実習。研究結果が特許申請に繋がったり、商品化になる可能性も。

  • 品質検査の精度を高める
    脂溶性ビタミンB2の定量法確立【特許取得】

    【連携先】クオリテックファーマ株式会社

  • フジツボ付着抑制条件の解明

    【連携先】大森 海苔のふるさと館

Great Teacher's

東京バイオの豪華講師陣

  • 化学系実習の
    スペシャリスト

    川名 修 先生

    元高校(化学)教員。明治大学大学院では工業化学を専攻し、卒業後は化学工業の企業で開発の仕事に従事。専門は高分子化学とそれに類する分析。

  • 化学分析分野の開発者

    上田 実 先生

    工学博士。パックテストをはじめとする分析製品の開発・販売を行う株式会社共立理化学研究所にて企画開発などに携わっている。東京バイオでは主に化学分野の授業を担当。

時間割(例)

  • 時間割は例です。変更する場合があります。
1時限目
09:20~10:50
統計学 バイオ工学
実習
未来素材 有機化学
実習
応用微生物
実習
2時限目
11:00~12:30
タンパク質
酵素化学
無機化学
昼休み
3時限目
13:20~14:50
天然物化学 バイオ工学
実習
自由選択科目(選択せず休みにする
こともできる)
有機化学
実習
応用微生物
実習
4時限目
15:00~16:30
有機化学

自由選択科目と3年制コースの特徴はこちら自由選択科目

授業紹介

■ 化学分析技能士スタート講座(自由選択科目)

授業の中で資格試験対策を行い、学科試験・実技試験に向けて勉強していきます!

  • 定性分析・容量分析・定量分析など、実技試験に向けた技術力を高めます。

  • 試験内容は実技試験だけでなく学科試験もあり、知識も問われます。

Pick up!

第46回 技能五輪国際大会
日本代表に選出!

  • 技能五輪国際大会は、ワールドスキルズインターナショナル(WSI:WorldSkills International)が2年ごとに開催する、幅広い職種の青年技能者を対象とした唯一の世界レベルの技能競技大会で、参加各国における職業訓練の振興と技能水準の向上、青年技能者の国際交流と親善を目的としています。
    「第46回技能五輪国際大会(上海大会)」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりましたが、代替大会として「第46回技能五輪国際大会(特別開催)」が開催され、東京バイオの卒業生が日本代表として出場しました。
  • 日本代表選手派遣組織ロゴ

    ※中央職業能力開発協会はワールドスキルズ・ジャパン(WorldSkills Japan)として同大会に日本選手団を派遣しています。

選手インタビュー
  • 日本代表
    卒業生Sさん

  • 私の出場する化学実験技術職種は、主に化学物質の分析に基づいて課題に取り組み、報告書を作成し、順位がつけられます。訓練期間には多くのサポートや、技術の向上を図れると聞き、挑戦してみようと思いました。これから日本代表をめざす皆さんにも挑戦する気持ちを持ち続けて頑張ってほしいです!

技能五輪に出場する
学生のインタビューはこちら

  • エコ素材作りを体験できる
    分析体験授業

Guide:3

化学分野の働く場所・めざす職種

働く場所

    • 化学素材メーカー
    • 化学工業メーカー
    • 医療・医薬品メーカー
    • 水質分析機関
    • 環境分析機関
    • 食品分析施設 他

めざす職種

素材開発職 再生可能な化学製品や素材生み出す専門技術職。新素材合成や新規基盤技術の確立に向けて様々な研究・実験を行います。
化学技術開発職 化学研究を行うために必要な技術や化学製品をつくるための技術開発などの研究を行う技術職。
化学分析技術職 水質・土壌・大気・化粧品・食品・医薬品等の成分を専門機器を使って分析、解析します。
検査技術職 化成品、医薬品からDNAなど身近な製品から生体成分まで、いろいろな物質を分析、検査します。
研究技術職 企業、研究所内で分析などによる成果を応用した新しい商品やサービスを開発します。

Guide:4

卒業生インタビュー

株式会社ADEKA

卒業生Kさん

「環境負荷を減らしたい」この想いを素材の力で実現する

インタビューを読む

化学素材メーカーで、環境負荷を軽減する光重合開始剤の品質改良に取り組んでいます。もともと実験など、手を動かすのが好きだったこともあり、東京バイオに入学を決めました。就職活動では、学校求人票を頼りに現在の職場へ。実験授業で学んだ実験技術やHPLCなどの分析器の扱いが、現在の業務に最も活きています。職場には大学院卒の方が多いですが、実験技術の面では大きな差は感じず、仕事ができています。研究成果が会社やクライアントの利益に繋がったときには、大きなやりがいを感じます。今後はクライアントに近い場で、責任を持って働くことが目標です。

Spiber株式会社

卒業生Sさん

限りある資源のあり方を新素材が変えていく。

インタビューを読む

遺伝子合成技術を用いてデザインしたタンパク質を微生物発酵により生産し、新素材として使用するための開発を行うバイオベンチャーに勤務しています。現在はデザインされたタンパク質を量産するための開発を任されています。「人工クモ糸」の研究開発をきっかけに知られるようになった企業で、私自身も入社当初は蜘蛛の遺伝子情報や蜘蛛糸の物性を調査するために世界各地に蜘蛛の採取に出かけました。学生時代は殺虫剤メーカーへの就職を検討していたほど昆虫学に興味がありました。しかしながら「微生物発酵を活用しこれまでにない人工タンパク質の繊維を作る」といった夢のある話を聞いた時から、働きたい企業はSpiber一択となりました。東京バイオでの学びを通して、顕微鏡や解析機などの基本動作には慣れていたため、入社時は即戦力として携わることができました。

Guide:5

在校生インタビュー

世界中の暮らしに繋がる「素材」のプロになる

Profile Tさん

大好きな化学をもっと勉強したい!座学よりも実験が好き!この2つの想いから選んだ場所が、東京バイオでした。1年生の今は、座学と実習が半々くらい。座学では研究のデータ解析に必須であるExcelの操作や、高校よりさらに進んだ生物・化学について学んでいます。実習は、座学で得た知識を実際に手を動かして実践していく学びです。期待した結果が得られないこともありますが、それには必ず理由があるんです。失敗を身をもって味わい、答え合わせを繰り返すことに、実験の面白みを感じています。
今は、毒物劇物取扱責任者、危険物取扱者乙種第4類など資格試験勉強にも取り組んでいます。将来は東京バイオで学んだことを活かして、素材メーカーの技術者として働きたいです。
導入研修を通して大手素材メーカーの職場見学にも行ってきました。新たな素材の開発や、既存の素材をより環境負荷を減らして製造する意義を改めて実感しました。大きなスケールで人の暮らしの役に立つ技術者になれるよう、目の前のことに一つひとつ取り組んでいきたいと思っています。

注目コンテンツ

  • 東京バイオの学びの特徴