遺伝子操作から解析、
ゲノム編集まで習得できる

  • 4年制

遺伝子コース

すべての研究分野で必要不可欠な
遺伝子の組み換えや解析などを
徹底的に学ぶ

遺伝子コース

  • バイオフェス
  • 体験授業

Guide:1

遺伝子コースの学び

研究現場において絶対的に不可欠な遺伝子工学の技術

遺伝子工学における遺伝子組換えやゲノム編集といった技術は、農業・畜産・水産といった分野から医療・医薬品、食品や工業製品に至るまで、私たちの生活に幅広く活用され、様々な分野に貢献している研究現場に必須の技術です。
これらの遺伝子工学的な技術・知識を習得することは、実験技術者として活躍できる分野を大きく広げるチャンスです。

さらに詳しく

遺伝子の組み換えや分析などを徹底的に学べるカリキュラム

  • 遺伝子工学実習I

    DNAの抽出・精製、遺伝子の増幅(PCR)、ライゲーション、形質転 換といった遺伝子工学の基本を学ぶ。

  • タンパク質精製実習

    タンパク質の抽出からカラムなどを用いた分画、SDS-PAGEなどの電気泳動による精製確認までを習得する。

メインカリキュラム
遺伝子工学I 遺伝子操作を行う際に必要な方法の原理を学ぶ。
基礎遺伝子実習 核酸の抽出、制限酵素処理、電気泳動などの基本操作、原理を学ぶ。
データベース
検索演習
DNAの塩基配列などのデータやツールの取り扱い、手法について学ぶ。
タンパク質
精製実習
試料からのタンパク質精製を行い、タンパク質の単離法とその流れを習得する。
応用遺伝子
工学
遺伝子工学的手法を用いた実際の研究手法を学ぶ。
応用遺伝子
工学実習
RNA抽出法やRT-PCRなど、RNAの取り扱いを習得する。
遺伝子の検出、発現の解析法を習得する。
抗体作成実習 精製タンパク質を用いた解析のための抗体作成法を習得する。

時間割(例:バイオテクニシャン専攻を選んだ場合)

必修座学 必修実習 選択座学 選択実習

1時限目
09:20~10:50
分子生物学 遺伝子工学
実習
機器分析
実習
細胞培養
概論
実験動物学
2時限目
11:00~12:30
中級バイオ
対策
昼休み
3時限目
13:20~14:50
TOEIC I 遺伝子工学
実習
機器分析
実習
細胞培養
概論
実験動物学
4時限目
15:00~16:30
PCデータ処理 II
  • 時間割は例です。変更する場合があります。

4年制コースのカリキュラムの特徴はこちら+αで学べる「科目選択」カリキュラムと2つの専攻

実験工程紹介

遺伝子工学実習

遺伝子のクローニング技法、ブルーホワイトアッセイの実践と理論タンパク質の電気泳動法および免疫染色法などを学びます。

  1. 実験道具1 step1

    溶液を測り入れるために使う道具です。

  2. 実験道具2 step2

    ポリメラーゼという酵素でDNAを1億倍に増やします。

  3. 実験道具3 step3

    電気泳動で増やしたDNAを確認します。

  4. 実験道具4 step4

    ゲル上に現れるバンドの位置を測定し、DNAを特定します。

 

目指す資格

中級・上級
バイオ技術者
認定試験
バイオの研究や仕事に従事するために必要な知識と技術を持っていることを認定する資格です。
実験動物2級
技術者認定試験
実験動物の取扱方法や種類について知識と技術があることを認める資格です。
知的財産管理
技能検定3級
知的財産について初歩的な管理能力があると認める国家資格です。
毒物劇物取扱責任者 毒物や劇物を取り扱う際の責任者として認められる国家資格です。
特定化学物質及び
四アルキル鉛等
作業主任者
特定の化学物質を使用する際に汚染などで労働者に健康被害が出ないよう管理する国家資格です。
有機溶剤作業主任者 有機溶剤の取扱作業を行う場合の指揮・監督などを行う国家資格です。
危険物取扱者乙種
第4類
ガソリンなどの引火性や爆発性のある危険物を安全に管理する担当者になれる国家資格です。
ITパスポート AI、ビッグデータなどの新しい技術などの新しい手法の概要、ITの知識など幅広い分野の総合的知識を問う資格。
統計検定3級 統計学に関する知識・技能の検定。データを客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力を評価しています。
品質管理検定3級 製品からサービスに至るまでの品質管理に関して、問題解決や管理・改善の知識と能力を評価することを目的とした検定です。
Whatʼs 上級バイオ技術者?

日本バイオ技術教育学会が
実施している認定試験。

バイオ技術者認定試験は1994年にスタートした日本で最も歴史の長いバイオ技術関連の資格試験です。
社会で活躍する技術者に求められるバイオ技術関連の知識・技術を認定するために、初級・中級・上級の認定試験を実施しています。

遺伝子や医療・医薬品の本格的実験を体験できる
オープンキャンパス

  • 体験授業

Guide:2

働く場所・目指す職種

働く場所

    • 国立研究機関
    • 大学および大学内研究施設
    • 遺伝子解析受託機関
    • 細胞培養施設
    • 医療・医薬品メーカー
    • 医薬品開発業務受託機関
    • 高度医療機関 他

目指す職種

遺伝子研究における
実験技術
遺伝子の組み換え、解析、ゲノム編集などの技術により研究データを出して遺伝子研究に関わる。
システム技術開発者 応用バイオテクノロジー分野において工学的技術・知識を生かして、生産システム開発などを行う「技術開発職」
研究者 専門の研究分野に関して研究テーマを設定、予算管理も含めて研究を進める。

Guide:3

長期インターンシップ

東京バイオでは、大学や研究所など様々な機関と
連携し、最長1年6か月という「長期インターンシップ」を行っています。
最新の設備で、最先端の研究に関わり、さらなる技術を磨くことができます。

Guide:4

卒業生インタビュー

実験を仕事にした卒業生インタビュー!

クオリテックファーマ株式会社

卒業生Iさん

必要としている人々に
安全な医薬品を届けたい。

インタビューを読む

製造された医薬品に必要な成分が正しく入っているかどうかを試験する品質管理を担当しています。ケアレスミスが大きなミスに繋がることもあるため、常に緊張感を持って仕事に臨んでいます。この仕事は個人プレーだからこそ、ルーティンの試験であっても常に新しい目を持つことが大切。習得した技法が別の試験に応用できることもあるため、成長し続けられる環境に身を置いていると感じています。東京バイオでは数多くの実習を経験しましたが、そのどれもが配属直後から役に立ちました。実際に手を動かさなければ、技術力は上がりません。いずれはこの分野のエキスパートとして、後輩に指導できるよう、知識・技術を吸収し続けていきたいと考えています。

就職実績

  • 医療現場のニーズを見つめながら、製品開発を行う企業

    ニプロ株式会社

    主な事業は「医療機器事業」「医薬事業」「ファーマパッケージング事業」。人工臓器、循環器、検査・診断薬、注射・輸液、医療用医薬品、ファーマパッケージング(医薬用包装材料)などの幅広い分野で、業界のニーズに応える製品・技術を提供しています。

  • 農業と食品産業の発展のため幅広い分野で
    研究開発を行う機関

    国立研究開発法人
    農業・食品産業技術総合研究機構

    日本の農業・食料・環境に係る課題について研究開発から成果の社会還元までを一体的に推進する中核的な機関。農業を強い産業にするための科学技術イノベーションを創出するために、新しい社会「Society5.0」の農業・食品版として、スマート農業の創出やスマート育種システムの構築と民間活力活用による品種育成などの研究課題に取り組んでいます。

  • 再生医療用細胞等の治験薬製造から医薬品の
    量産製造まで行う企業

    Minaris Regenerative Medicine 株式会社

  • ロート製薬株式会社のグループ企業。
    医薬品等の開発製造受託メーカー

    クオリテックファーマー株式会社

Guide:5

在校生インタビュー

微生物のチカラで環境汚染を食い止めたい

Profile Kさん

遺伝子コースでは、遺伝子資源の活用として遺伝子・タンパク質・微生物についても学びますが、なかでも遺伝子とタンパク質は人気の分野。反対に人気の少ない微生物は、研究に携わる人が少ないからこそ自分だけの武器になると思い、今は微生物を本格的に学んでいます。「ミドリムシ」を原料としたクリーンオイルの実用化に、有害物質を濾し取る「ミジンコ」の発見など、微生物は大きな可能性のある分野。将来は国立の研究機関で活躍して、水質や地質汚染についての研究ができればと考えています。

Guide:6

大学院進学も可能

4年制コースは卒業時に
「高度専門士」の称号が付与され
大学院の受験資格が得られます!

  • 新専攻:大学院進学専攻

その他の4年制コース

注目コンテンツ

  • 東京バイオの学びの特徴