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バイオテクノロジー科 3年制 食品開発コース

新商品のアイデアから
商品化まで学び
食品の開発技術者をめざす

  • バイオフェス
  • 食品開発イチオシOC

Guide:1

食品開発コースの学び

学びのポイント

  • ① 企業で活躍する現場のプロが教える商品の企画・開発の授業
  • ② 食の安心・安全を守るための品質管理が学べるカリキュラム
  • ③ 時代や流行に合わせた開発をするために食品のトレンドを学べる

食品開発の流れに合わせたカリキュラム!

食品開発コースのカリキュラムでは、新商品のアイデアから商品化までに必要な加工食品開発の技術や知識を学べます!

企画・調査

原価計算、広告・プロモーションについて学ぶ

食品リサーチ実習

店舗に足を運び、商品がどのように売り出されているかを実際に見て、買って、食べて評価をします。

検査・評価

食品加工の基本を学ぶ

食品加工実習

身近な食品の製造を通して、各食品素材の持つ加工特性や食品の加工による物性の変化等の分析を学びます。

ジャム スナック菓子 かまぼこ うどん ヨーグルト 乳酸菌飲料 など

検査・評価

食品の品質管理・分析の技術を身につける!

食品化学分析実習

商品を作ったあとの評価や品質管理のための分析技術を身につけます。

【その他の実習】食品衛生実習 など

Pick up!

食のクリエイターをめざす!
豊富な特別プログラム

ヒット商品の開発担当者や食にまつわるコラムニストなど食の分野の特別講師を招いた授業や、学園内グループ校でプロのパティシエやシェフから学ぶ製菓・調理技術などの、食のクリエイターをめざす特別プログラムも充実しています。

Great Teacher's

東京バイオの豪華講師陣

  • ごはんですよ!の桃屋出身

    石川 勝 先生

    東京水産大学卒業後、株式会社桃屋に入社、マツタケ中の抗ガンタンパク質を発見。再び東京水産大学大学院に入学し、水産物のアレルゲンに関する研究で水産学博士号を取得。

  • 日清製粉研究所で開発を担当

    白井 裕 先生

    北海道大学卒業後、日清製粉株式会社(現:日清製粉グループ)入社。食品研究所、グループ本社基礎研究所などで勤務。食品領域の産学協同研究を中心に指導を行っている。

製菓・調理分野とココが違う!

【東京バイオの食品開発コース】

新しい食品やメニューを開発し、品質や安全を守る「食」のクリエイターをめざす!

商品企画のためのマーケティングや、試作検証のための食品加工・製造など、商品開発のための技術・知識にとどまらず、食の安全を守るための衛生・品質管理、分析手法まで、食への豊富な知識を身に付けます。

  • 栄養系大学

    食品の持つ栄養素や、その働きについて学ぶ

    体に必要な栄養素の働きから、栄養バランスまで、食生活に関連した病気の予防や健康増進など、健康を食の面から支えるための知識を学びます。

  • 製菓系専門学校

    お菓子を「作る」スペシャリストをめざす

    プロの職人であるパティシエには、見た目が美しく、食べておいしいお菓子を作る技術が求められます。洋菓子・和菓子・製パンの基礎から応用の技術をバランスよく身に付けます。

目指す資格

食品衛生責任者 施設において食中毒や食品衛生法違反を起こさないように、食品衛生上の管理運営を行う。食品を扱う営業を行う場合、営業許可を受ける施設ごとに1名以上、食品衛生責任者を置かなければならないため、食品の製造や販売を行う企業で活かされます。
小規模ボイラー
取扱作業者
小型のボイラーの操作・異常時の処置などの作業を取り扱う技術者。食品工場では加熱が必須のため、活かされます。
中級バイオ技術者
認定試験
バイオの研究や仕事に従事するために必要な知識と技術を持っていることを認定する資格です。
毒物劇物
取扱責任者
毒物や劇物を取り扱う際の責任者として認められる国家資格です。
知的財産管理
技能検定3級
知的財産について初歩的な管理能力があると認める国家資格です。
有機溶剤作業
主任者
有機溶剤の取扱作業を行う場合の指揮・監督などを行う国家資格です。
特定化学物質及び
四アルキル鉛等
作業主任者
特定の化学物質を使用する際に汚染などで労働者に健康被害が出ないよう管理する国家資格です。
危険物取扱者乙種
第4類
ガソリンなどの引火性や爆発性のある危険物を安全に管理する担当者になれる国家資格です。
コミュニケーション
スキルアップ検定
コミュニケーションスキルを個人の資質としてではなく、技術として捉え高める検定です。
品質管理
検定4級
品質管理に関わる知識・技術を証明する資格です。
フードアナリスト
4級
食のトレンドからテイスティングまで、幅広く多角的な知識を有することを証明する資格です。

国際的に認められている
食品の安全性や衛生管理の手法である

HACCP修了証取得可能!

授業の中でHACCPの本場、アメリカで研修を受講します。

時間割(例)

  • 時間割は例です。変更する場合があります。
1時限目
09:20~10:50
味覚計量
実習
食品加工
実習
食品学 食品リサーチ
実習
食品添加物
2時限目
11:00~12:30
栄養学 生産管理と
品質管理
昼休み
3時限目
13:20~14:50
味覚計量
実習
食品加工
実習
自由選択科目(選択せず休みにする
こともできる)
食品リサーチ
実習
就職対策講座
4時限目
15:00~16:30
食品衛生

自由選択科目と3年制コースの特徴はこちら自由選択科目

食品開発を体験できるオープンキャンパス

  • 食品開発イチオシOC

Guide:2

働く場所・目指す職種

働く場所

    • 菓子メーカー
    • 乳業メーカー
    • 食肉・水産加工メーカー
    • 食品衛生管理施設
    • 食品分析施設 他

目指す職種

食品開発技術職 新たな食品の開発に携わる職。消費者のニーズを敏感にとらえ、新商品を開発します。
食品分析技術職 各種食品の成分分析を行い、安全性や保存性を確かめます。
品質管理職 製品の分析や衛生面の安全チェックにより、品質を維持・管理します。製品の最終出口を担う重要な役割です。
生産管理職 季節に合わせた生産量のコントロールや工程全体の管理をします。
食品製造職 食品の製造に携わる職。工場などで実際にさまざまな食品の製造工程に関わり、市場に流通するまでの工程に携わります。

Guide:3

産学協同研究

産学協同研究とは?

企業と連携してひとつの研究を進める実習。学生が考えた商品が商品化されたり、特許申請された実績もあります。

  • 自分のアイディアが商品に!
  • 興味のあるテーマを選べる!
  • 連携先が就職先になることも!

産学協同研究で商品化!

勝利を重ねる!「ハムカツライスバーガー」

【連携先】アースフレンズ東京Z・日本エアポートデリカ株式会社・東京ベルエポック製菓調理専門学校

コンセプトは片手で食べられ、1つでお腹が満たされるアリーナフード。そしてチームの勝利を食べて後押しできるもの。ハムカツを何枚もミルフィーユ状に重ね、勝利を重ねることをイメージ。味付けには醤油とリンゴの頭文字をとった「勝利ソース」を開発し、表面にはZ型を切り取った海苔を載せました。ボリュームたっぷり、勝利への応援への活力になること間違いありません!

商品化に関わった学生の声

食品開発コース Tさん
東京都立足立高等学校 出身

プロバスケチーム「アースフレンズ東京Z」様より依頼を受けて、日本エアポートデリカ様と連携しながら試合会場で販売するワンハンドフードの開発を行ってきました。お客様のニーズはもちろん、コストなども考えないといけないので、その辺りをしっかり勉強したうえでメニューを決めていきました。実際に商品化される可能性があるメニューを開発するやりがいは、とても大きかったです。

そのほか過去実績はこちらから
産学協同研究について

Guide:4

卒業生インタビュー

雪印メグミルク株式会社

卒業生Oさん

大好きだったチーズを憧れの会社でつくる

インタビューを読む

幼い頃から食品に興味があり、スーパーでは日々変わる新商品に目を奪われていました。高校も食品が学べる高校に進学、畜産加工実習で学んだチーズ造りを通して、チーズの奥深さに興味を持ちました。いろいろなチーズを食べてみて、食感にも味にも衝撃を受けたのが雪印メグミルクの「雪印北海道100 さけるチーズ」。将来はこの商品をつくる会社で働きたい!と思うきっかけでした。高校卒業後の進路を迷っていたところ、東京バイオで食品の開発から製造、品質管理を学べることを知り、また就職実績に雪印メグミルクの名前があったことから、入学を決めました。現在は憧れだった企業に就職して、大好きなさけるチーズの製造に携わっています。今後は品質管理の仕事でも活躍したいと考えています。

株式会社ギンビス 開発本部 研究開発部

卒業生Kさん

安全性×おいしさ×新しさ。
笑顔と驚きを伝えるお菓子をこれからも。

インタビューを読む

Profile

菓子メーカー株式会社ギンビスにて新商品開発に携わる。気温が変わるだけで商品の品質が変化するお菓子作りは、生物を世話するのに少し似ていると話すKさん。目が離せないが、そこが面白さでもあると感じている。

看板商品「たべっ子どうぶつ」「アスパラガス」とともに好評を博している「しみチョココーン」。チョコをしっかり中に浸透させる技術は、建築材に防腐剤を浸透させるノウハウをヒントにしています。「こんなお菓子があったら世の中はびっくりするのではないか?」そんな漠然としたコンセプトから食品開発はスタート。イメージした味や食感を科学的な観点や食品加工の技術で実現するのが醍醐味です。食は人が生きる上で絶対に欠かせない大事なもの。私たちが作ったお菓子が安全な状態でお客様のもとに届けられ、おいしいと言っていただけることに最高のやりがいを感じています。

株式会社シュクレイ

卒業生Kさん

以前からファンだった「東京ミルクチーズ工場」を最高品質で
お届けすることでお客様を笑顔にしたい!

インタビューを読む

お菓子メーカーのシュクレイで自社ブランド「東京ミルクチーズ工場」をはじめ、全ブランドのラングドシャクッキーを製造する浜松工場の生産ラインで、検品業務を担当しています。化粧箱内に入るお菓子の個数から箱自体の損傷の有無、賞味期限印字のインクの濃さ、クッキー生地の焼き加減などをチェックしています。シュクレイのお菓子はお客様の大切なシーンにお買い求め頂くことが多いので、期待を裏切らない安定した品質を保つことが大切。実は、私自身も在学中に地元の浜松工場で製造しているお菓子だと知らずにお気に入りのお土産として買っていました。もともと、ファンだったお菓子を最高品質で届けたいという気持ちで、日々検品業務に取り組んでいます。

食品開発コースの卒業生に
業界のコト、仕事のコトを聞いてみました

Guide:5

在校生インタビュー

新しい食体験を
食物アレルギーの方にも提供したい

Profile Nさん

僕自身が食物アレルギーを持っているので、アレルギーを起こす食材を口にする怖さを知っています。だからこそ将来は、食物アレルギーのある人であっても似たような味や食感が楽しめる代替食品の開発をしたいと思い、食品開発コースをめざしました。実際に作った製品を食べることのできる食品加工実習は、製造工程が学べることはもちろん、味や食感などの改良点が見つけられるところも面白さのひとつ。実習で学んだ経験をもとに、世の中に存在しない新しい食品を手がけてみたいです。

注目コンテンツ

  • 東京バイオの学びの特徴