植牣細胞培養や遺伝子組換えなど
未来に必要な技術を習得できる

  • 4年制

植物バイオコース

植物バイオテクノロジーの技術で
未来環境を変える。

遺伝子組換え技術や細胞培養技術などにより、新たな植物を創り出すことで、食糧不足やエネルギー問題、温暖化などの地球環境問題への貢献も期待されています。 病気に強く、収穫量が多い作物の開発や、植物の力を利用した環境浄化技術なども植物バイオテクノロジーの一つです。

植物バイオコース

植物を遺伝子から細胞、組織、植物体まで
とことん学べるカリキュラム

研究分野はもちろん、注目を集める「植物工場」などの最先端の農業分野や環境分野で活躍する技術者をめざせるコースです。科目選択制の活用や専攻科目の取得で、大学院進学に向けた学びも実現可能に。研究現場から農業関連企業までインターンシップ先も充実しています。

コースのポイントがわかるオープンキャンパス

  • バイオフェス
  • 植物SP体験

Guide:1

植物バイオコースの学び

学びのポイント

植物の遺伝子、細胞から栽培管理、
さらには植物の産業利用まで、
植物のすべてが学べるカリキュラム

  • 植物病理学実習

    植物の病害となるウイルスの検出・同定のために必要な技術、RT-PCR、ELIS A法、ウエスタンブロット法などの検出方法を習得する。

  • 植物組織培養実習

    無菌操作による植物組織の培養、植物ホルモンの影響を学び、カルス誘導から再分化、順化の流れとその手法を学ぶ。

Whatʼs 植物バイオテクノロジー?

植物バイオテクノロジーの技術で
未来環境を変える。

遺伝子組み換え技術や細胞培養技術などにより、新たな植物を創り出すことで、食料不足やエネルギー問題、温暖化などの地球環境問題への貢献も期待されています。病気に強く、収穫量が多い作物の開発や、植物の力を利用した環境浄化技術なども植物バイオテクノロジーの一つです。

メインカリキュラム
植物細胞工学 植物の組織培養技術、組換えDNA技術やそれら技術を用いて作り出された植物について学び、形質転換植物(ウイルス耐性組換え植物、除草剤耐性組換え植物、耐虫性組換え植物)、DNAによる品種・系統識別法など、植物細胞工学の基礎知識を身に付ける。
植物細胞工学実習 植物細胞のプロトプラスト化、細胞培養、細胞融合などの手法、遺伝子導入を習得する。
植物病理学実習 植物ウイルスの検出法(ELISA法など)を習得、複数のウイルス検出法を、ウイルス感染葉を用いて習得する。
植物組織培養実習 無菌播種、組織培養、カルス誘導と分化など、無菌的な植物組織の培養と取り扱いを習得する。
植物基礎実習 植物の形態や組織の観察を通して、植物の体制と各器官の働きを学ぶ。
遺伝子解析法 生物の分子生物学研究に携わる上で必須の遺伝子操作技術の基本を学ぶとともに、次世代シーケンサーやiPS細胞といった新技術の理解を深め、研究技術者の基礎を固める。発展的なトピックスとしてPCR検査、ゲノム編集などについても取り上げる。
植物分子細胞
生物学
植物における遺伝子発現、タンパク質の生産などの分子生物学を学ぶ。
植物生理学 植物の生理的な性質を学ぶ。

時間割
植物バイオコース2年生Yさんの後期(後半)

必修科目 選択科目 専攻科目

1時限目
09:20~10:50
植物細胞
工学実習
インターン
シップ準備
講座I
植物組織
培養実習
2時限目
11:00~12:30
植物組織
工学
TOEIC II
昼休み
3時限目
13:20~14:50
植物細胞
工学実習
科学英語III 植物組織
培養実習
品質管理概論
4時限目
15:00~16:30
PCデータセキュリティーとマナー
  • 時間割は例です。変更する場合があります。

4年制コースのカリキュラムの特徴はこちら+αで学べる「科目選択」カリキュラムと2つの専攻

東京バイオの豪華講師陣

  • 発生再生生物学の
    の現役研究者

    清水 隆先生

    理学博士。東京大学理学研究科博士後期課程終了後、大学等で植物生理学分野の研究に携わり、東京バイオでは植物関連の授業を担当。

実験工程紹介

植物組織培養実習

植物の葉や茎などを無菌状態にして培養し、カルスを作り出して、植物体を再生します。

  1. 実験道具1 step1

    植物の葉をエタノールと亜塩素酸を用いて滅菌します

  2. 実験道具2 step2

    植物ホルモンなどが入った寒天培地を作成します

  3. 実験道具3 step3

    クリーンベンチ内において、葉を細かくし培地に静置します

  4. 実験道具4 step4

    寒天培地に葉を置床し、植物体の生育に適した環境にて培養します。
    時間をかけて細胞分裂を繰り返し、新たな植物体につながる細胞塊になる過程を経過観察し記録をとっていきます

 

その他の実験

植物組織培養実習/植物細胞工学実習/植物生理学実習/植物病理学実習/遺伝子工学実習/遺伝子解析実習

めざす資格

上級
バイオ技術者
認定試験
バイオの研究や仕事に従事するために必要な知識と技術を持っていることを認定する資格です。
有機溶剤作業主任者 有機溶剤の取扱作業を行う場合の指揮・監督などを行う国家資格です。
毒物劇物取扱責任者 毒物や劇物を取り扱う際の責任者として認められる国家資格です。
特定化学物質及び
四アルキル鉛等
作業主任者
特定の化学物質を使用する際に汚染などで労働者に健康被害が出ないよう管理する国家資格です。
知的財産管理
技能検定3級
知的財産について初歩的な管理能力があると認める国家資格です。
危険物取扱者乙種
第4類
ガソリンなどの引火性や爆発性のある危険物を安全に管理する担当者になれる国家資格です。
ITパスポート AI、ビッグデータなどの新しい技術などの新しい手法の概要、ITの知識など幅広い分野の総合的知識を問う資格。
統計検定3級 統計学に関する知識・技能の検定。データを客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力を評価しています。
品質管理検定3級 製品からサービスに至るまでの品質管理に関して、問題解決や管理・改善の知識と能力を評価することを目的とした検定です。

本格的な実験をじっくり体験できる
オープンキャンパス

  • 植物SP体験

Guide:2

働く場所・めざす資格

働く場所

    • 国立研究機関
    • 大学および大学内研究施設
    • 遺伝子解析受託機関
    • 植物栽培管理施設
    • 農業関連施設
    • 農業関連企業 他

めざす職種

植物研究における
実験技術者
植物細胞培養や遺伝子組み換えなどの技術を通して遺伝子研究に関わる。
システム技術開発者 応用バイオテクノロジー分野において工学的技術・知識を生かして、生産システム開発などを行う「技術開発職」
研究者 専門の研究分野に関して研究テーマを設定、予算管理も含めて研究を進める。

Guide:3

長期インターンシップ

東京バイオでは、大学や研究所など様々な機関と
連携し、最長1年6か月という「長期インターンシップ」を行っています。
最新の設備で、最先端の研究に関わり、さらなる技術を磨くことができます。

Guide:4

卒業生インタビュー

実験を仕事にした卒業生インタビュー!

公益財団法人かずさDNA研究所

卒業生Gさん

DNA研究で人類の課題に挑む

インタビューを読む

遺伝子の構造や機能を研究する基盤となるDNAライブラリーの作製を行っています。在学中の長期インターンシップで植物分子生理学について研究するなかで、多様な遺伝子の働きを知りたいと思うようになり、この仕事を選びました。私の仕事の先には種子の改良や植物の品種改良、ヒトの疾患の発現に関わる遺伝子の特定等、あらゆる分野が広がっています。実験操作が主な仕事なので、東京バイオの実習で身に付けた知識や技術が仕事の基礎を築いてくれたと実感しています。将来は新規プロジェクトを立ち上げ、研究をリードする実験技術者をめざしています。

株式会社JTクリエイティブサービス

卒業生Iさん

葉たばこから触れる
植物の生命力と遺伝子技術

インタビューを読む

葉たばこについての知識はなかったものの、これから遺伝子に関わる業務も増えていく分野だと聞き、興味をかき立てられ、この会社に入社しました。入社4年目の現在は、葉たばこの成分分析を担当していますが、使用する実験機器の原理や操作の基本を東京バイオで学んでいたため、入社直後から困ることなく業務を行えています。東京バイオでは、目視できないほど小さな組織片から植物体を育てる「組織培養」の実習を通して、植物のたくましさに惹かれました。今後は、遺伝子に関わる業務の他に、微細な種子から2m近くにもなる葉たばこの栽培にも、携わってみたいと思っています。

日産化学株式会社 生物科学研究所

卒業生Sさん

「植物好き」として農家を助けたい。
最先端技術をもって挑む日々。

インタビューを読む

除草剤の開発では、実際にその雑草や作物に農薬等の処理を施して、植物がどのように変化するかを観察して記録・評価します。薬を処理するポットを準備するところから、薬の調整、撒き方にもスプレーや直接投下などバリエーションを持たせるなど地道な作業がとても多いです。また、春夏は必然的に外での作業が多くなるので、常に体力と気力勝負でもあります。こうした苦労のなかでも、新しい発見があるワクワク感と、農家の方から「田んぼがきれいになったよ」といった声を聞くことが喜びです。

就職実績

  • 農業と食品産業の発展のため幅広い分野で
    研究開発を行う機関

    国立研究開発法人
    農業・食品産業技術総合研究機構

    日本の農業・食料・環境に係る課題について研究開発から成果の社会還元までを一体的に推進する中核的な機関。農業を強い産業にするための科学技術イノベーションを創出するために、新しい社会「Society5.0」の農業・食品版として、スマート農業の創出やスマート育種システムの構築と民間活力活用による品種育成などの研究課題に取り組んでいます。

  • DNA(遺伝子)研究を中心に行う専門機関

    公益財団法人かずさDNA研究所

    1994年に世界初のDNA研究機関としてスタート。世界のDNA研究をリードするとともに、医療・農業・産業・教育の分野で幅広く貢献する研究所

  • 海外園芸博覧会でも金賞受賞!

    京成バラ園芸株式会社

    よりおいしい野菜や、育てやすくきれいに咲く花をつくるために、品種改良の研究を行っています。日本だけでなく、世界100以上の国や地域で事業を展開しているグローバル企業です。

  • 野菜や花のタネを研究、
    開発している国内最大手種苗メーカー

    株式会社サカタのタネ

Guide:5

在校生インタビュー

植物バイオテクノロジーの実験をずっとしていたい!

植物バイオコース Mさん

どうして理系に進学しようと思ったの?

理系を選択したきっかけは植物とふれあい、植物の魅力に惹かれていったから

中学の頃から自然に触れるのが好きで、農業系の高校に進んだことがスタートでした。野菜や花を育てるなかで「理科」というより"植物そのもの”に惹かれていきました。生活環境が変わって不安だった時期に、植物と向き合うことで気持ちが落ち着いた経験もあり、自然と理系・生物系の道を選ぶようになりました。
東京バイオとの出会い、入学の決め手は?

東京バイオにした決め手は「植物バイオテクノロジーを専門に実習で学べること!」

農業高校で植物バイオテクノロジーの授業があったのですが、実はその実験が苦手でした。でも実験を続けるうちに手を動かすのがどんどん楽しくなって、ハマっていきました!もちろん進学先も「植物バイオ!」と思ったのですが専門的に学べる学校は少なく、唯一その“ど真ん中”を学べるコースがあるのが東京バイオでした。
このコースに決めたきっかけを教えてください。

コース選択のきっかけは「苦手克服からの実験にどハマり」

高校2年生までは農業分野に進もうと思っていたのですが、植物バイオテクノロジーの苦手克服から一気にのめり込みました。失敗ばかりだった実験が少しずつできるようになって「もっとできるようになりたい」と思えたことが大きな転機でした。この経験が、そのまま植物バイオコースを選ぶ決め手になりました。
どんな学校生活を過ごしていますか?

今も植物バイオテクノロジーの実験に夢中!

今はクリーンベンチでの作業がすごく楽しくて、アスパラガスの茎頂培養のような細かい作業にわくわくしています。ミリ単位以下の組織を顕微鏡で探して切り出す作業は難しいけれど、そのぶん成功した時の達成感が大きいです。植物に関する実験は数ヶ月単位で結果が出ることもあり、コツコツ積み上げる面白さも感じています。
今後の目標を教えてください。

最新設備の植物研究所をめざして、興味の幅を広げていきたい!

農業に関する最新の設備や技術を知る機会があり、将来は植物工場や植物の研究施設で働きたいと考えています。野菜も花も観葉植物も全部好きなので、ジャンルにこだわらず植物と関わっていたい気持ちがあります。今はインターンシップに向けて、興味の幅を広げているところです。

pickup絶滅危惧種を守る!
新品種開発だけではないバイオテクノロジーの役割

リモニウム(スターチス)
北海道で最も多く生産されている花卉。DNA量を2倍にして温暖化による暑さや病気に強い品種を開発する研究が進められている。

大きく美しい果物を、長持ちする花を…・・といった生産性を伸ばしたり、収益性の良い作物を作り出す品種改良は、産業において大きな役割を持っています。しかしこれ以外にも、絶滅危惧種である植物を守り、次世代まで残すといった役割を持つことをみなさんご存じでしょうか。急速に進む温暖化や、これによる新たな病害など大きな環境変化に耐えられる品種を開発することで、生産の維持がされ、守られている植物がたくさん存在しています。

Guide:6

大学院進学も可能

4年制コースは卒業時に
「高度専門士」の称号が付与され
大学院の受験資格が得られます!

  • 新専攻:大学院進学専攻

その他の4年制コース

注目コンテンツ

  • 東京バイオの学びの特徴