女性向けコンビニ弁当の開発~健康志向に重点を置いた2種類のお弁当~

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近年、コンビニエンスストア(CV)の弁当はカロリーが高く、
量が多い男性向けの商品が多いことから、女性の購入は少ない。

そこで、産学協同の本研究では、株式会社大塚食品様のマンナンヒカリ
(こんにゃく等を使用し、米粒状にした食物繊維が豊富な加工食品)を使用して、
カロリーを抑え、女性をターゲットとした健康志向を前面に出した弁当を考案した。

株式会社ナガイ様にて製造した同弁当を株式会社ポプラ様直営のCVで販売し、
女性の購入率の向上を目的とした。

二次データで集めた女性の好きなおかずランキングが1位『唐揚げ』、2位『ハンバーグ』だった為、
今回開発するお弁当のメインのおかずをライスイン弁当では『揚げない唐揚げ』、
HOT弁当では『豆腐ハンバーグ』に決定した。

考案した弁当をそれぞれ『五味五色 鶏のあんかけ弁当』(鶏)と
『五味五色 豆腐ハンバーグ弁当(ライト)』(豆腐)と命名し、
10月29日より4週間ポプラ様直営の関東約150店舗のCVで販売に供した。

その結果、女性の購入率が上昇したことをPOSデータより確認、当初の目的を達成することができた。
また、両者の栄養成分は一食あたり、水分(鶏:165.4g、豆腐:193.1g)、
タンパク質(18.7g、15.0g)、脂質(6.6g、6.4g)、炭水化物(67.3g、89.4g)、
灰分(4.9g、2.1g)、食物繊維(2.3g、1.3g)、Na(1,670mg、806mg)およびエネルギー(403kcal、475kcal)と求められた。

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