産学協同による脂溶性ビタミンB2の分析法確立
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【産学協同研究の紹介】
産学協同研究として、ビタミン剤に含まれる脂溶性ビタミンB2である
リボフラビン酪酸エステル（以下RB）の従来の分析法を改良して、
製剤の品質管理検査の精度向上および効率化を目指し、
新しいHPLCでの分析法を確立した。
RBは光により分解するため、光・熱による、
RB分解物のRBの定量に対する影響を分析した結果、
影響がないことを明らかにした。
さらにRB定量のためのHPLCでの分析条件を決定した。
その後、分析バリデーションとして
直線性、真度、精度の各項目から得られた結果から、
この分析方法が従来の方法より精度向上および効率化する目的を達成し、
RBの定量に適していることを証明に繋がった。
この研究の結果からクオリテックファーマ株式会社の
製品への定量法に導入されることが決定している。
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