セミの抜け殻を利用した環境分析 ~多摩川流域の元素分布調査~
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土壌中の重金属の測定には土壌や地下水を採取する必要があるが、
試料が採取地点を代表しているかを確認するためには複数の試料の採取が必要である。
一方、セミの幼虫は樹木根から栄養を摂取することから土壌の汚染状況を反映していると考えられ、
複数の試料の採取も容易である。
このため、我々はセミの抜け殻の分析による汚染状況の確認方法を提案する。
また重金属分析のための抜け殻の前処理として超音波洗浄の妥当性を評価するため、
抜け殻に含まれるタンパク質の分析を合わせて行った。
この研究は東京工業大学との共同研究である。
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