江戸東京伝統野菜を使用した 空弁の開発

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日本エアポートデリカ株式会社(JAD)、JA東京中央会との共同研究として「江戸東京伝統野菜」を用いた空弁の開発・商品化を行い、伝統大蔵大根、千住ねぎ、滝野川ごぼう、馬込三寸人参を使った『江戸東京伝統野菜弁当』を完成させ、商品化へつながりました。

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「一番苦労したのは、季節性のある野菜を食材に選んだことでした」と言うのは、Hさん。
空弁の発売を12月頃と決めて走り始めたプロジェクト。自分たちで提案した「江戸東京伝統野菜」は、
調理例などの参考資料が少なく、食材とメニュー選びが難しかったと言います。
「お弁当の内容からパッケージのデザインやしおりの作成まで、すべて自分たちで考え、提案しました。

もちろん研究なので、江戸東京伝統野菜の特徴を数値化することで、
その知名度の向上に貢献するという目的もあり、これがなかなか大変でした」と話すのは、一緒に研究に参加したHさん。
完成した弁当は、空港売店側の規格問題などがあり、
渋谷のデパ地下にあるお店での販売となりましたが、
実際に自分たちが提案した商品がカタチになり、
販売されている光景を見た時の達成感は、これまで経験のないものだったと、
開発に携わった全員が、口を揃えて話してくれました。

 

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日本エアポートデリカ株式会社 商品開発部
高田直行様(左)・壷屋一輝様(右)

お弁当の企画提案の場では、発表するその姿が本当に皆さんしっかりしているし、内容も的確でわかりやすい。
協同研究は2度目ですが、東京バイオの生徒さんは、基礎ができているなと感じますね。

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