乳酸菌生産物質による口腔内環境改善効果の検討
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口腔内には、常在菌叢が存在し口腔の健全性が保たれている。
菌叢のバランスが崩れStreptococcus mutansやPorphyromonas gingivalis
など有害菌が増殖することにより、虫歯や歯周病を発症すると考えられている。
現在、これらの病状の予防として様々な口腔ケアの方法開発検討されている。
これまでの本校卒業研究において、
乳酸菌生産物質製品（PS-B1）が虫歯の原因菌である
S.mutansの増殖を抑制することを見出している。
今回我々は、株式会社バイオジェノミクスが
開発・製造した乳酸菌生産物質（PS-B1、発酵物粉末、スラッジ粉末）を用いて、
in vitroにおける乳酸菌生産物質のS.mutans、
P.gingivalisに対する増殖抑制効果の検証を行う事とした。
さらに、in vivoにおける乳酸菌生産物質の
口腔内環境改善効果の検討方法の確立を目標とした。
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