東京医科大学医学会総会で研究成果発表

投稿日:

インターンシップの成果を報告します。

本校4年制学科医療開発を専攻している学生が
東京医科大学医学会総会(平成25年6月1日)で、研究成果の発表を行いました。

9

発表演題は
「IL-27 together with stem cell factor induces differentiation of bone marrow cells into myeloid progenitor cells and expands them.」
という一見、すごく難しそうな内容です。

彼は、昨年度の3年次後期(10月)から
東京医科大学医学総合研究所の免疫制御研究部門でインターンシップ(外部研修)生として在籍してきました。
もちろん、4年生になってからも引き続き実験研究を行っています。
4年生からは、単に“研修”だけでなく、卒業研究となります。
最終学年では、1年のほとんどをこの卒業研究に時間を費やし
研究室や実験内容によっては、“寝食問わず”とまでではありませんが
実験に没頭する日々であることは間違いありません。
また、休まず1日1日を大切にし
少しずつ積み上げてきた結果が研究成果に繋がるわけです。
今回の発表は、大学学内のものですが
ここから彼の実験者としての道が始まります。
対外的に発表をすることは簡単なことではありません。
研究室の先生の信頼と本人の努力あってのものです。

最終学年である4年生は、バイオでの卒業研究発表も行います。
しかし、それに先立って、しかも研究者集団の中での発表は
彼が実験研究者として第一歩を踏み出した証です。

彼には、これで満足せず、更なる努力をして
もっと上を目指してもらえることを期待しています。

また、これが同級生はもちろんですが
これからインターンシップや実験研究者になることを目標にしている下級生の励みになることを期待します。

 

実験ができる体験実習開催中

東京バイオでは、毎週末実験ができる体験実習を行っています。
また、週末忙しいい方のために平日説明会も開催中。
是非お越しください!