三宅島酒造株式会社との産学連携「雄山一(おやまいち)」の開発

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こんにちは。

<東京バイオテクノロジー専門学校の卒業研究
三宅島酒造株式会社との産学連携として開発した、

焼酎「雄山一(おやまいち)」
が帰島10周年の今年、商品として販売されました!!

東京都の離島である伊豆諸島では、
古くから焼酎醸造が行われ、現在10場を越える蔵が存在しています。
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2000年の噴火により全島民離島後、2005年に帰島が始まり、
それとあわせた復興事業の一環として、三宅島酒造(株)にて焼酎製造が再開されました。
但し、酵母は新たに島外から持ち込んだものを使用しました。

この研究は、2009年度から3ヵ年に渡り行なわれ
旧焼酎蔵からの酵母の採取・分離、更に、分離酵母による焼酎製造を目的とし、スタートしました。
単利された酵母について醸造物の分析を行い、醸造適性があると思われる3株が分離できました。

そして、実際に小仕込みを行い、焼酎の醸造を行いました。
これらを分析、官能評価を実施し、この3株には焼酎醸造適性があると示唆されました。

それを基に2012年本格的に三宅島酒造株式会社様にて醸造をし、
5年間寝かせた後、帰島10周年の今年、商品として販売されました!!

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