糖度で賞味期限が変わるってホント!?

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皆さん、こんにちは✨

今日は身近な食品であるジャムの糖度を測定!
いくつかの商品の糖度と賞味期限を比較してみました。
今回のサンプルはこの3商品にしました

測定に使用したのは屈折糖度計↓↓↓
糖度の測定に使用される最も一般的なものです✍

それでは早速測定!
アヲハタ55の糖度は42度でした。
製造メーカーのホームページを確認したところ賞味期限は約1年

続いてのまるごと果実は
糖度34
賞味期限は約10ヶ月でした。

最後は紙カップの商品
糖度56
賞味期限は約1年でした。

結果から瓶で糖度が高い商品の方が、賞味期限が長いことが分かります✍
つまり糖度と賞味期限、また包装と賞味期限には何からの関係があるようです

少し難しい解説ですが…
実はこれ、食品中の水の分子と糖が結び付くことによって、
腐敗の原因となる微生物が使える「自由水」という部分が少なくなるから、という要因が考えられます。
微生物が使える自由水が少ない=糖度が高い、この方が腐りにくくなるわけです。
また瓶の方が加熱殺菌しやすかったり保存性が高いので、糖度が低いものも販売できるのではないかと推察しました。

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