東京バイオと「ビール醸造」の歴史

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酒税法で「ビール」とは・・・

単行糖化発酵酒の醸造酒で糖化を経た物質を発酵させたもの

と定義されています。

また、麦芽・ホップ・水等を原料として発酵させ、
アルコール分が20%未満、
麦芽重量がホップ及び水以外の原料の50%以上であること、
副原料を入れる場合はその品目と量も定められています。

 

東京バイオテクノロジー専門学校では、
2008年にビールの醸造免許(試験・60L)を取得、
それ以降、お酒・醸造発酵コースでは毎年秋に「醸造実習(ビール)」で
ビール醸造を行っています。

学生実習では、1班当たりの生成量は4L弱の規模となるため、
最初の仕込は鍋・梅酒瓶で始め、瓶詰まで約1週間~2週間となります。

 

研究分野としては2017年から5年間、卒業研究のとして、
ビールの「泡持ち」に関する研究を進めました。

開発を行った測定装置を使用したビールの泡の持続時間の測定などが、
研究の中心となりました。

2020年以降は毎年、
産学連携の商品開発として、ストーリー性のある商品の開発を目指し、

①酵母の分離原の場所(由来)を設定、
②分離した多数の野生酵母の中からビール醸造に適性のある酵母を選抜、
③商品化

を行ってきました。

研究開始当初は新規酵母の分離において、分離酵母での麦芽糖発酵が進まず、
麦芽糖を酵母の分離法確立までに約1年を要するなどの苦労もありましたが、
現在では企業の要望に応じたビール酵母の分離・選択・活用がコンスタントに行い、
さまざまな商品を発売してきました。

2023年度に株式会社大鵬様との共同開発をした「Tony」は、
東京のハチミツも原料としている食前酒として、口当たりの良いビールとなり、
現在も発売継続中です!

発泡酒の製造免許(試験)も取得、
新しいクラフトビールの商品開発にチャレンジの幅を広げています。

 

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