【授業紹介】お酒を実際に造る授業!醸造実習について/学生ブログ

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こんにちは!
醸造発酵コース2年生のSです!

 

僕ら醸造発酵コースでは細菌、酵母、カビなど
肉眼では見れない微生物の力を借りて、
発酵食品やお酒などのもの作りをしています。

 

 

今回はお酒を
実際に造る授業、

醸造実習について
お話ししていきます。

 

 

他の学校では体験できない
授業を受けることができる
東京バイオの魅力の一つです。

 

 

醸造実習がどのように行われているのか見てみましょう!

 

 

東京バイオの醸造実習

醸造実習ではビール、ワイン、日本酒、
焼酎、リキュールなどの酒類を造ることができます。

 

講師の先生は元々酒造メーカーに
勤めていた方や現役で酒造りに関わっている方が
担当してくれます。

 

お酒を作ることはもちろん
授業内で業界のリアルな話も
聞けるところも面白いです。

 

・ワイン醸造実習

ここからはワイン醸造実習の様子を例にお話しします。

この実習では赤ワインと白ワイン両方を造りました。

 

まずブドウを果実と果梗に分ける作業です。
その量はなんと10kg!
果実が潰れていたり腐っていないか
一粒ずつ確認します。

 

 

次に果実を
搾汁器で潰し、

ブドウの果汁を
搾り取ります。

 

 

ハンドルを回すタイプの
大きな搾汁器で搾った果汁が
白衣にたくさんついていました…。

 

 

 

果汁が絞れたらいよいよ発酵開始です!
酵母を添加し温度を一定に保ちながら、
発酵の管理を行います。

 

発酵期間中は発酵の様子を
ph、比重、温度などから予測します。

 

そのため毎朝(もちろん土日祝も)
学校に来て測定と記録を行いました。

 

 

 

発酵終了後は液体を濾過し、
瓶に詰めて完成となります。

 

 

完成品は最終的なアルコール量や
比重などを測定するため成分分析、
味や香りの官能評価をします。

 

 

ワイン醸造実習の大まかな流れはこのようになります!

 

 

どの実習でも記録やデータは大切ですが、
特に醸造実習では酒税法など法律が関わるので、
データの数値や記録についてすごく大切です。

 

 

 

醸造実習は微生物を扱うため、
実習の日程も他のコースと比べて
不規則、発酵管理は毎朝あります。

 

 

大変ではありますが、
他の授業では体験できないことが多く
とても楽しい実習です!

 

 

 

以上、醸造実習についてのお話しでした。

 

 

 

微生物を扱った
もの作りに興味が出たでしょうか?

 

普段食卓でよく見るものも、
微生物の力を借りて
作ったものかもしれません。

 

興味が出たら是非東京バイオまでお越しください!

 

 

 

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