フラワートイレディフューザーの開発
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本研究は、トイレに設置するディフューザーにおいて香りの処方及びディフューザーデザインまでを開発し、完成した製品は 11 月下旬から 12 月下旬のクリスマスシーズンに東
京イーストサイドホテル櫂会様(以下ホテル櫂会様)のトイレに設置いただくことを目的としたものである。そのため、ディフューザーのデザインはシーズンやホテル櫂会様のイメー
ジに合ったもの、そして客層などの特性を踏まえた上で考案、検討する。
香調については、トイレらしさよりもホテルライクな香りを意識して検討し、またホテル櫂会様の館内環境にも配慮して調香する。

香調についてのアンケートではリラックスできる落ち着きのある香り、そしてよりトイレらしくない香りとして集計したところ、ウッディ調に多くの票が集まった。そのため調香
の際にはウッディ調を基調とし、ホテル櫂会様でもアンケートを実施していただいた結果、全 27 種類の香調から、フルーティーハーバルウッドの 1 種類に最終決定した。
その後ディフューザー用香料として希釈の異なるディフューザーを学校本館の女子トイレ各階に設置し、香りの広がり方及び感じ方を評価したところ、香料 30%濃度のエタノール希釈にて決定した。追って香料を注入する場合は、溶媒であるエタノールの揮発性が高い事を考慮し、やや濃度を下げた 20%濃度とした。
ディフューザーデザインについてはホテル櫂会様の客層を踏まえ、小さなお子様が誤って触れた場合でも簡単に倒れない安全性の高いものとして円柱型で背の低い容器を採用し
た。設置した状態で香料に直接触れられないよう、注入する香料量も最低限とした。これらから香料及びディフューザーを開発し、実際にホテル櫂会様の 1 階及び 2 階の各トイレに設置いただけることとなった。
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