夏の体験入学開催中です☆

投稿日：2015年07月24日(金)

こんにちは

東京バイオでは、夏の体験入学が始まっています

実験祭り　コース体験　夏の特別授業など、いろいろな形で「実験を仕事にする」学校の説明をさせていただいています

在校生の学生スタッフも見学者の方たちに「東京バイオ」を知っていただくために、しっかり準備をしています

さて、今日は1年生の基礎実習でも行なっている植物の細胞融合です

材料は　紫キャベツと青梗菜（ちんげんさい）

青梗菜は葉裏の表皮をピンセットでむいて5mm間隔で短冊をつくりました。
紫キャベツは同じように5mmの短冊切りです。
それを酵素液（セルラーゼ、ペクチナーゼ）の液に入れて、光をさえぎるためにアルミホイルで包みました。

この目的は…。植物細胞を包んでいる細胞壁を取り除くためです。
2時間後…

これは青梗菜です。細胞がばらばらになっているので緑色の液体に見えます。

これを顕微鏡で見てみると…。

プロトプラストは、みんな球です
球体が一番安定しているのですね。
ちなみに赤い細胞は紫キャベツ、緑の細胞は青梗菜です。
青梗菜の細胞にも紫キャベツの細胞にも葉緑体があるんですよ。
青梗菜の葉緑体は知っていましたが、紫キャベツの細胞の中にも葉緑体があって、担当の松本先生が、「あるんですよ。赤い色が濃いから見えないだけ」と教えてくれました