大学院進学専攻
バイオテクノロジー分野の研究者になりたい方へ研究職に就くには大学院への進学が必須。研究者には自身のアイデアをかたちにするための実験技術力も求められています。ここでは、東京バイオが大学院進学に最適な理由を紹介しています。・・・
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専門学校に進むとその職業への道しか無くなってしまうのではないか?
進路の幅が狭まると感じている方も多いのではないでしょうか。
専門学校卒業後の進路で大学編入が可能であれば、
就職以外の進路も目指せて、進路の幅も広がり、
理系大学をお考えの方にも、
専門学校から大学編入という選択を考えることができます。
まず大学編入の制度について、文部科学省のホームページに、大学編入について下記のように明記されています。
「編入学」とは、学校を卒業した者が、教育課程の一部を省いて
途中から履修すべく他の種類の学校に入学すること(途中年次への入学)と解されています。
この場合、法令上の卒業要件の例外となるので、法令上の根拠が必要です。
大学への編入学は、法令上以下のいずれかに該当する方にのみ認められます。
(文部科学省ホームページ: https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111315.htm)
さらに専門学校からの大学編入については、
3.専修学校の専門課程(修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上又は62単位以上であるものに限る)を修了した者(法第132条)
が条件となると記載されています。
よって、専門学校から大学編入を希望する場合は、
修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上
又は62単位以上の専門学校を卒業している
または卒業見込みが出ているということが条件となります。
そもそも希望する・在籍している専門学校が
条件を満たしていない場合は、
大学編入ができませんので、学校側への確認がオススメです。
専門学校からの大学編入については、メリットやデメリットを詳しくお伝え致します。
浪人をした場合は、
◆浪人(1年目)+大学(2~5年目)→就職(6年目)
◆取得できる学位→学士
となりますが、
東京バイオが設置している3年制の専門学校の場合を例に挙げると、
◆専門学校(1~3年目)+大学編入(4~5年目)→就職(6年目)
◆取得できる学位→専門士と学士
※編入する学年は大学によって異なります。
東京バイオの3年制学科・4年制学科を例に
↓図でまとめたものがこちらになります↓
専門士 + 学士
W学歴を目指せる!
この図のように1年浪人後、4年制大学を卒業までにかかった5年間という
同じ期間で専門士(専門学校卒)と学士(大学卒)の
2つの学位(学歴)が取得できるこの方法は、
とても賢い選択肢だと思いませんか?
この2つの学歴を順番に進学したら、
専門学校への3年間の通学 + 4年間の大学 = 7年間
がかかります。
例えば、理系大学を例にT大学の編入学試験では、
「小論文」「化学または生物」などといった科目が設定されています。
(※2022年開催 T大学 編入学選抜より抜粋)
※大学によって入試方法は異なります
編入学試験については、
大学入試共通テストのような試験形式ではなく、
自分が希望する大学の編入学試験を受験となり、複数の大学への受験ができます。
試験科目が少ないメリットがある反面、
編入学試験の実施については、大学ごとに異なります。
併せて、募集人員は若干名となっている大学も多く、
少ない募集となっていることが多いです。
【東京バイオからの大学編入実績一覧】
東京農業大学/麻布大学/愛媛大学/駒澤大学/帝京科学大学/石巻専修大学
他多数
大学院を卒業した際に得られる学位を修士といい、
文部科学省のホームページには、
修士課程の入学資格について、下記のように掲載されています。
修士課程・博士課程(前期)の入学資格は以下のいずれかに該当する方に認められます。
1.大学を卒業した者(法第102条)
2.大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者(施行規則第155条第1項第1号)
3.外国において、学校教育における16年(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については18年)の課程を修了した者(施行規則第155条第1項第2号)
4.外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については18年)の課程を修了した者(施行規則第155条第1項第3号)
5.我が国において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した者(施行規則第155条第1項第4号)
6.外国の大学等において、修業年限が3年以上(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については5年)の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者(施行規則第155条第1項第4号の2)
7.指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した者(施行規則第155条第1項第5号)
8.旧制学校等を修了した者(昭和28年文部省告示第5号第1号~第4号、昭和30年文部省告示第39号第1号)
9.防衛大学校、海上保安大学校、気象大学校など、各省大学校を修了した者(昭和28年文部省告示第5号第5号~第12号、昭和30年文部省告示第39号第2号)
10.大学院において個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者(施行規則第155条第1項第8号)
(文部科学省:https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111316.htm)
専門学校からの大学院進学においては、
7に該当する専門学校を卒業・卒業見込みの方が当てはまります。
特に4年制専門学校では、卒業後に高度専門士は大学卒業である「学士」
と同等であると認められた称号である
「高度専門士」の称号が付与されるため、大学院受験資格が得られます。
短期集中で専門的な技術やスキルを身に着けて、
専門学校を卒業して、すぐに就職する!という
選択肢だけでなく、長期的な視点で将来を見据えて…
有利になる4年制専門学校という選択肢もあることを、
是非みなさんには知っていただきたいと思います。
高度専門士が取得できる専門学校の一覧は、
文部科学省のホームページにも掲載されていますので、参考にしてください。
( https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/mext_01254.html )
大学編入を考えて、
編入実績のある専門学校に入学後、やっぱり進学ではなく、就職をしたい…
途中の進路変更でも就職活動のサポートをしてくれるのか?
不安な方もいらっしゃるかと思います。
専門学校の就職先は学んだことを活かした就職がほとんどです。
総合職ではなく、技術で就職するから技術職就職を目指せます。
なかには、卒業後も転職活動のサポートをしてくれる学校もあります。
今回は、専門学校からの大学編入などを含めた
専門学校の進路の可能性についてお話致しました。
進路研究を進める上で大切なのは、
自分が大学や専門学校に何を求めて、
社会に出たときにどうなりたいのかということ。
様々な選択肢があることを知り、自分にあった学校探しに活かしてください!
専門学校の進路の可能性について、
詳しく知りたい方は下記をチェック
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