【お酒の豆知識】ビールの原料や種類について/学生ブログ

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こんにちは!

バイオテクノロジー科3年制(醸造発酵コース希望)
1年のSです。

 

突然ですが皆さん、ビールはお好きですか?
僕は最近ビールを美味しく感じるようになってきました。

最近、スーパーなどでクラフトビールを
よく見るようになりましたが、

今回のブログでは基本的なビールについて
原料と種類に焦点を当てて、
僕も一緒に勉強しながら話してみたいと思います!

 

 

ビールの原料について

基本的なビールは大麦、ホップ、水、酵母の4つからつくられています。
それぞれの原料の役割を見てみましょう!

 

 

・大麦
大麦の代表的な品種は「二条大麦」と「六条大麦」の二つがありますが、
多くのビールでは「二条大麦」が使われています。
この大麦は発芽させ乾燥したものを使うのですが、
乾燥のさせ方でビールの色や風味に違いが生まれます。

 

・ホップ
ビールが好きな方なら一度は聞いたことがあるホップ。
これもビール作りには欠かせないものとなります。
ビールの苦味、香り、泡立ち、防腐と味だけでなく、
見た目や保存面全てに関わってくる重要な原料となります。

ホップの品種は100以上と言われていて
現在も新種が生まれているようです。

 

・水

水には硬度というものがあるのをご存知ですか?
これは水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量のことで、
含有量の多いものを硬水、少ないものを軟水と呼びます。

ビールの種類で適した水の硬度が違い、
酵母の働きにも関わってきます。

 

・酵母
ビールに限らずお酒作りで欠かせないのが、
微生物たちの働きです。
酵母は大麦に含まれる糖を分解する時にアルコールと炭酸を生み出します。
この反応が起こる時に香りが出るためビールの印象を変えてくれます。

 

 

 

ビールの種類について

日本に限らず、ビールは世界中の大規模の醸造所から
小規模の醸造所でつくられています。
数多くあるビールは発酵の仕方でエールとラガーに分けられます。

 

エールは上面発酵酵母(エール酵母)
を使用していて、
発酵が進むと麦汁の上に
酵母が浮いてきます。

 

ラガーはエールの逆で
下面発酵酵母(ラガー酵母)を
使用したビールで発酵が進むと、
酵母が麦汁の下に沈殿していきます。

 

この大きな2つの分類をさらに細かくしていったものが、
IPA、ピルスナー、スタウトなどの
ビールの種類になっていきます。

 

 

以上がビールの原料と種類についてのお話しでした。

 

 

ビールについて少し興味が持てたでしょうか?

 

 

 

僕はビールなどのお酒の製造には酵母が欠かせないものと知り、
肉眼では見れない微生物たちの働きに驚きました。

 

 

原料や製造法について調べることで、
普段と違う気分で飲めると思うので
皆さんも好きなお酒についてぜひ調べてみてください!

 

 

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