インターンシップ(学外研修)の準備

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東京バイオの最終学年(3年制学科は3年次、4年制学科は3年次後期または4年次から)では、
卒業研究と関連して、現場での実地訓練の一環で、外部研究機関(または企業)でインターンシップを行っています。

今までの実習や講義の応用の場として、実際に研究や開発を行っている機関や施設での就職体験です。
ただ、現場での仕事をこなすだけでなく、一つの研究テーマを頂き、まとめていかなくてはなりません。

バイオテクノロジーの実験研究は、手を動かすだけではなく、得られたデータ(結果)から、それらを評価・検証し、結論を導き出すまでがお仕事なのです。
また、そこに至るまでの道は長く、毎日同じ作業・操作を繰り返し行い、何度も失敗をします。それでも、諦めず、継続できる精神力と体力がある人だけが残れる世界です(技術的・知識的な能力は、やる気があれば後から付いてきます)。

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新しい年となり、年度末も近づいてきました。
4月から卒業年次生となる学生の方々も、進級の準備とともに、
・卒業研究・外部研修をどこで行うか?
・どんな研究がやりたいのか?
・1年間モチベーションが維持できるか?
など、真剣に考えています。

なぜなら、社会人たる者、一度決定したことですから、自分都合で「やっぱりやめた。別のところにしよう!」とは簡単にいかないからです。
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インターンシップ開始までの流れとしては、
(1)興味ある分野の調査
(2)興味ある研究内容
(3)それらの研究実績や実施している機関・施設調査
(4)担任との面談
を経て、最終決定します。

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そこで初めて、先方様(受入れ機関や施設)へ連絡して、学生との顔合わせ、面接をします。
その時に、研究室や施設設備を見学してくることが多いのですが、ほとんどの学生が、不安よりも期待とやる気が増すようです。

今回、新4年生となる学生さんの面接に同行してきました。

就職採用面接並みに厳しく、ストレートな質問が1時間ほどありました。
その後、ラボを見学、スタッフをご紹介くださいました。
インターンの先生方も学生さんを気に入ってくれた様で、ここで、研修ならびに卒業研究ができることになりました。

先ずは、3年生までに習得してきたことを現場で活かせるように、準備を万全にして臨んでいただければと思います。

これから、たくさんのインターン候補生の面接・面談が始まります。
皆さん有意義な1年間となるようにと祈るばかりです。

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