日本ワイナリーアワードが発表されました!
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こんにちは。
「醸造家に学ぶワイン講座」の講師を担当します増子です。
日本ワイナリーアワードが発表されました!
このアワードのコンセプトは、
「日本の自然の恵みと、造り手の思いが詰まった日本ワイン。その一本一本が、テロワール(気候風土)や人となりを雄弁に語っています。どれもユニークなものだからこそ、どのワイナリーのワインを選ぶかはとても難しい選択です。消費者のみなさんがワインを愉しむ一助となることを願い、ここに優れた品質のワインをうみだすワイナリーを表彰します。」
サクラアワードHP
とのことです。
2024年は審査対象329ワイナリーのうち、258のワイナリーが表彰されました。
設立またはブドウの植え付けから5年以上経過した国内のワイナリーが対象です。
令和5年6月に出された国税庁の資料によると果実酒免許を持つワイナリーは、468場と記載があります。
だとすると、ここ5年出できたワイナリーが、150社ほどあるということ。
ワイナリーの全体数からいえば、約30%がここ5年以内に開設されたワイナリーということになります。
すごい勢いで、ワイナリーが増え続けていることがわかるかと思います。
ワイナリーは果実酒の製造免許で、6000L以上のワインを生産できることが、許諾を受ける上での条件(特許免許の可能性もあるので一概には言えません。また、これだけの条件ではありません。)となります。 ということは、単純計算で、150社×6000L=90万L(1,200,000本)のワインは増えていることになります。
この少子化が進む日本で、飲み手は増えているのでしょうか?
成人1人あたりのワインの消費量は増えてるのでしょうか?
上記の例だけでも、課題を抱えていることは、ご理解いただけるのではないでしょうか?
これからの日本のワイナリーのこと。 講義の中では、こんな話もでてくると思います。
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