理系専門学生の1週間スケジュールを紹介(Eくんの場合)/学生ブログ
今回は、僕の日常の中のとある1週間をご紹介致します! 東京バイオの学生が、日々どのような生活を送っているのかが分かる機会だと思うので、1週間の学校生活が気になっている方は、ぜひ参考にしてください!・・・
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こんにちは!
バイオテクノロジー科 4年制
(バイオ医薬品コース希望)のEです!
「面白い実験って言っているけど、本当に面白いの?」
と言われるとなかなか難しいですが・・・
今回行う実験は下に落ちていった試薬が、
上に伸びていく様子を一緒に見ていただくと、
いいかもしれません!
それでは早速行きましょう!
まずは材料を紹介します。
ケイ酸ナトリウム※①と
金属塩(塩化コバルト、塩化第一鉄、塩化マンガン)※②
を使っていきます。
ケイ酸ナトリウムとは何かといわれると、
ケイ素が多く含まれている水溶液で
水あめのようにとても伸びる性質があります。
作り方としては、
ビーカー内にケイ酸ナトリウムを入れ、
蒸留水で希釈していきます。
ケイ酸ナトリウムは粘度が高く、
混ぜるのが大変なため、
マグネチックスターラー※③と
呼ばれる磁力で混ぜてくれる機器
を使って混ぜていきます。
ケイ酸ナトリウムと水が混ざったものを
「水ガラス」と呼びます。
試験管に水ガラスを半分くらい
入れたら金属塩を入れます!
観察をしてみるとどうでしょうか‼
徐々にですが上に伸びてきました。
しかしこれだけでは終わりません‼
さらに大きめな試験管に水ガラスを入れて、
金属塩をまとめて入れます。
そうするとどうでしょう!
おお…!とても幻想的に見えて
美しさがアップしましたね!
アニメなどで出てくる洞窟の奥に、
こっそりと生えていそうな雰囲気が
しみじみと出ているようにみえますね。
実際に実験をしている様子や
上に伸びていく様子が気になる方は、
東京バイオ公式のTikTokやInstagramを見てくださいね。
動画の内容は東京バイオのTikTokから!
↓動画はこちらから↓
それでは原理説明ですが、
水ガラスの中に金属塩を入れると、
金属塩の周りに膜ができます。
その膜の中に水が浸透していくと
膜が耐えきれなくなって破れます。
破れたことで、
膜の中の溶液が飛び出して、
再び膜を作ります。
そうすることで段々と上に伸びて、
写真のように見えます。
いかがでしたか?
今回の実験は自由研究にもってこい
のオススメ実験です。
ただ、この実験を行う時は試薬の取り扱いに
十分に注意をして行ってくださいね!
東京バイオのオープンキャンパスでも本格実験から
簡単な実験が体験できるので、
是非。お越しください!
※①石英と炭酸ナトリウムの混合物で溶融させ、水に溶解させたもの。
※②酸の水素原子を金属イオンと置換した化合物
※③磁力を利用して液体を攪拌する装置
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また、週末忙しいい方のために平日説明会も開催中。
是非お越しください!