【食品分野の基礎を学ぶ!】1年生の授業について Part2/学生ブログ

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こんにちは!
東京バイオテクノロジー専門学校
3 年制学科 1 年(食品開発コース希望)の T です。

 

 

東京バイオは希望のコースにわかれるのは、
2年生になってから!
1年生の授業では、バイオの基礎を学びます。

 

今回紹介する内容は、
食品微生物実習の実験についてです。
こちらのブログの続きになります!

 

食品衛生に関わる微生物!

さて、今回ご紹介する実験
試料中の微生物検索」ですが、
班ごとに菌やカビが居そうな試料を持ち寄って、
それぞれの微生物ごとに適した5種類の培地で培養して、
微生物の同定※①を行いました。

 

授業の目的としては、
培地の成分から菌種によって
どの栄養素が必要なのか調べることですが、
実際の仕事としては食中毒を引き起こす
微生物の有無や衛生状態の確認のため、検査をします。

 

培地の成分によって、
特定の種類の微生物のみ培養
できるようにされていて
興味深かったです。

 

 

 

私はコンビニに売っていた発酵ドリンクと
かかれた飲み物で挑戦してみました!

 

 

しかし、残念なことに5種類
すべての培地でコロニーを観察することはできませんでした…。
(おそらくもともと微生物が少なかったことと
 希釈倍率※②が高すぎた
 (サンプルを薄めすぎた)ことが原因だと思われます)

 

 

最後に、今回のように実験によっては、
予想していた結果がうまく出ないことがあります。
(特に微生物は失敗も多いです)

 

 

しかし、失敗した原因を考察したり、
そこからあたらしい課題を見つけるなど
研究職に就きたい人にとってとても重要なことだと思います。

 

 

今回のブログで興味を持っていただけたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

Tさんの過去のブログはこちらから!

 

 

 

※①同定→その生物の種名(種類)を調べること
※②希釈倍率→ある液体がどのくらい薄まっているのか表したもの
(例えば、カルピスの原液に5倍希釈と書かれていれば、
原液1:水4の割合で入れること。)

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