【今更、聞けない!理系ワード】遺伝子・ゲノムの違いってなに?

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先日、共同通信よりこんな記事がアップされていました。

マスクメロン安くなるかも 遺伝子改変で品種改良へ(共同通信配信)

1玉2万~3万円の国産高級マスクメロンが、数年後に手が届きやすくなるかも―。
江面浩・筑波大教授(植物分子育種学)らの研究チームは29日までに、
マスクメロンの遺伝子全てを含む「ゲノム情報」の解読に成功した。
極端に多湿に弱く、薄い白斑が出る「うどんこ病」にも悩まされがちのため高価格だが、
遺伝子を改変して、栽培しやすくおいしい品種を生み出す狙いだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1241116910f82f52a545d3a921f2b6db1067264

上記ではバイオの技術を使って、高級食品が身近になる可能性
について触れたニュースをご紹介しました!
この中でゲノムや遺伝子組み換えといった言葉が並んでいますが、
それらの違いを皆さんはご存じですか?

今回のブログではゲノムや遺伝子など解説していきます!

まず、ゲノムと遺伝子の違いですが、

ゲノムは生物を構成するために必要な遺伝子情報すべてのこと。
一方、遺伝子は、体を構成する遺伝子情報をもち、その遺伝子の本体がDNA
という違いがあります。

さらにこれらの言葉から深堀りしていくと…
様々なニュースでよく聞くこちらの違いが見えてきます。

 

📌ゲノム編集
品種改良に使われる技術の1つ。
生物を構成するために必要な遺伝子情報の中から狙って
遺伝子情報を編集することを指します。
遺伝子情報の変異を意図的に起こすのがゲノム編集となります。

 

📌遺伝子組み換え
ゲノム編集と同じように品種改良の技術の1つです。
特定の遺伝子情報を組み込むことを指します。
目的の遺伝子情報をだけを入れることができるので、
自然に発生できないことをできるようになります。

このように遺伝子情報を編集するのか、
組み込むのかが違いになります。

 

東京バイオの授業では、
今回解説した言葉がどのような仕組みになっているのか
実際に実験を行いながらで学んでいきます!

興味のある方はこちらのブログでもご紹介しております👀

 

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