「顕性(優性)遺伝」と「潜性(劣性)遺伝」について

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皆さん、こんにちは!
今日は高校生物にも登場する「顕性(優性)遺伝」「潜性(劣性)遺伝」のお話です✨

もう知っている方も多いでしょうか?
昨年、日本遺伝学会はこれまで使ってきた「優性」や「劣性」という用語を言い換えて、
優性を「顕性」、劣性を「潜性」とすることを決めました。
遺伝学では、特徴が現れやすい遺伝子を優性、現れにくい遺伝子を劣性と呼んでいましたが、
遺伝子に優劣があるというような誤解を避けるために、このような変更がされました。

今日は、この顕性遺伝・潜性遺伝のうち、身近なものを紹介します!!
一つ目は…耳垢!
耳垢が湿っている人、乾いている人の2タイプがあるかと思いますが、湿っている方が顕性です。
しかし日本人の70~80%は乾いているタイプといわれています。不思議!笑

また最近の研究では、この耳垢のタイプによって薬の効き目に差があるのではないかと?という研究もされている
ようです。一人ひとりの性質に合わせた「オーダーメイド医療」に繋がる研究です✍

耳垢のほかにも、丸顔と面長だったら丸顔一重と二重なら二重巻き舌ができる・できないなら、できるなどが
顕性といわれています。

皆さんもぜひ身近な顕性遺伝・潜性遺伝を調べてみてください ^^) ♪

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