食品衛生実習で「フグ毒の定量」をしました!

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こんにちは
今日は醸造発酵コース・食品開発コースの2年生の食品衛生実習の様子をご紹介します

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この日は自然毒の代表格「フグ毒の定量」をしていました

自然毒とは…
キノコや魚介類など、動植物の体内に存在する毒のこと

なかでもフグ毒であるテトロドトキシンは、青酸カリウムの1000倍以上ともいわれる神経毒です。
中毒になると痺れや麻痺、痙攣などが起こり、最悪の場合には呼吸麻痺によって死亡することもあります
猛毒ですね。

フグの臓器別でみてみると、卵巣・肝臓・腸・皮の順で毒性が強いとされています。
また加熱に対してはかなり安定的で、加熱調理程度ではその毒性は消えません。

今回の実験では、このテトロドトキシンをフグの卵巣もしくは肝臓から抽出、
定量を行いました。

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食品衛生実習では、今回のフグ毒のように食品衛生法で規定されている事柄を幅広く学んでいきます。
食品の安全・安心を提供するスペシャリストを目指して、日々勉強しています  

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