基本的な実験器具の名前・使い方を学ぶ授業!/学生ブログ
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こんにちは!
バイオテクノロジー科 3年制
(食品開発コース希望)のMです。
今回は1年生の授業の1つである
基礎化学実習についてご紹介します!
基礎化学実習では様々な器具を使った実験を行います。
東京バイオには8つのコースがありますが、
その際に使う実験器具がどれか分からず、
使い方を理解していなければ
スムーズに実験を行うことが出来ず、
時間内に終わらせる事が出来なかったり、
正しい結果が出ないため、大変です!
だからこの授業では基本的な実験器具の
名前・使い方を知り、理解する事を目的としています。
今回紹介する実習内容は、
分光分析による
色素の吸収曲線と分析です。
分光分析をすることによりその物質の光の吸収度が分かります。
またこの実験でわかる溶液の吸光度等から、
試料に含まれている物質を測定する事ができます。
※実習内容によって使用用途が変わります
プラスチックで出来たセルというもので、
試料の光の吸収度を調べそれを利用し、
光の波長と吸収度の関係を示した吸収曲線を求める実験です。
ここで使う器具が分光光度計です!
分光光度計は試料の人の目には見えない
微妙な色の違いから光の吸光度を測定してくれるものです。
ではこの実習内容とそれに伴い、
この器具の使い方を説明していきます。
【実験内容】
①分光光度計の設定を行う
まず最初に分光光度計の動作確認をしました。
ここでは分光光度計の使う上での準備として
サンプルによって波長の幅が異なるので、
それに合わせる設定を行い実験の準備をします。
②各色素の吸光度と波長を調べる
今回は4種類の単色色素と
混合液の色素の吸光度と補正値を調べました。
この時のサンプルは色素でした!
セルに入れセル差を求め、吸収曲線で表しました。
※セルの入れる方向を間違えてしまい、
やり直しとなってしてしまいました💦
③結果を吸収曲線でまとめる
縦軸を吸光度・横軸を
波長の強さで表します。
結果を吸収曲線で表すとサンプルによって、
吸光度が高いものと低いものと異なりました!
このことから、色素によって吸収する波長が異なることが分かり、
また、物質によっても、波長が異なりました!
また混合液でも同じような事がみられ、
どの色素を混合したのかもわかります!
(授業で使った混合液は、赤と青でした!)
授業の紹介は以上になります!
この授業は3年制の授業だけでなく、
4年制の1年生もありますので、
安心してくださいね!
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