【理系進学の方 必見!】実験レポートの書き方について/高校生・大学生にオススメ

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こんにちは!
バイオテクノロジー科4年制1年
(植物バイオコース希望)のTです。

 

みなさんは実験レポートと聞いて、
どのようなイメージがありますか?

めんどくさそうとか、大変そうと思う人が多いと思います。
なかには、そもそも何のためにやるのだろうかと
感じる人もいて当然だと思います。

 

 

そのため、
今回は私が一般的な
実験レポートの書き方
について
お話したい思います。

 

 

実際、私も高校生のときに書いたことがなく、
東京バイオに入学してから初めてレポートというものを書きました。

 

 

そもそも、実験レポートとは
どういうものかをとても簡単に述べると、
実験で何をどうやったか、そしてどんな結果が得られたかを、
後から読んでもわかるように、
また、他の人が読んだときにわかるように書いたものです。

 

 

基本的には、実験の最後に書きます。

 

また、実験をするうえで実験レポートとはとても大事なもので、
「レポートを出さない=実験をしていない」と見なされます!
そのため、まずは提出することが大事です!

 

 

 

↓実験レポートの一般的にこのような構成で作成します↓
・①「目的」
・②「原理」
・③「実験方法」「実験結果」
・④「考察」
・⑤「結論」
・⑥「参考文献」

 

ここからはそれぞれの項目の解説です!

①目的

何のためにこの実験をしたのか
実習書や、教科書の内容などを参考にして簡単に書きます。

 

 

 

①原理

どのような手段で実験目的を果たすのか、
実習書に書かれていることを要約して書きます。
また、教科書などを参照して内容を充実させます。
その場合は参考文献に記載します。

 

 

③実験方法・実験結果

どのような作業をしたのかを『過去形』で書きます。
既に行ったことを書くので絶対に『過去形』で書きます!
箇条書きも絶対にだめです!

さらに、他人が理解し、
同じ実験を再現できるように書くことも、とっても大事です

 

 

そして、「実験結果」を書きます!

 

どのような結果が得られたのか、『事実』を書きます。
測定データや、観察結果など具体的な情報を文章や、
表、グラフなどを用いて適切に表現していきます。

具体的に書く、と書きましたが、

簡単に実験方法の書き方を例を挙げると、
「溶けた」ではなく、「約5㎖の水に完全に溶解した」
「少し加えた」ではなく、何でどれくらい加えたか
など、そんな感じで書きます!

解釈や推測は入れません、それは考察で行います。

 

 

 

 

④考察

この項目が一番大事です!
得られた実験結果から何が言えるのかを『自分で考えて』ます。

少し難しい話になって大変申し訳ないですが、
誤差と精度と信頼性、実験方法の妥当性、
実験の発展案などを書くといいです。

例えば、理論値との差異を論じる場合、
理論値とあっていれば、
なぜ成功したのかについて考えてそれについて記述し、
あっていなければ、
なぜ理論値に近い結果が得られなかったか複数考えて述べます。

 

 

 

⑤結論

最初に書いた目的に対して、わかったことを簡潔にまとめます!

 

 

 

⑥参考文献

自分で調べた情報を、どこから得た情報か明記します。
明記しないと剽窃(ひょうせつ)といって盗作になってしまうので、
不正行為となり処罰の対象になってしまいます。

 

参考文献を見た第3者が、
その情報源にたどり着ける書き方をします。
著者名、論文名、書籍名、
出版社、出版年などを書く必要があります!

 

 

 

 

実験レポートの構成はこんな感じです!

 

 

数値と単位の書き方、頻繁に改行しない、
考察以外で一人称は使わない、ですます調は使わない、
話し言葉は使わない、単位は省略しない、
など細かい決まりがたくさんありますが、

 

書いていくうちに慣れていくと思うので心配しなくても大丈夫です!

 

はじめは、何を書いたらいいかわからなくて悩むかもしれませんが、
先生が教えてくれるので安心してください!

 

 

今回は実験レポートの書き方について書きました!

 

ぜひ入学時には役立ててください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 


 

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