植物生理学実習 発表会
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今日は、3年植物バイオコースの植物生理学実習、最終回の様子をレポートします
植物生理学実習では、自分たちで実験を組み立てて実験を行いました。
その結果をプレゼンテーションする発表会が、実習最終日に行われました
大きなテーマは『アレロパシー』、『植物ホルモン』
どちらかのテーマについて全4班が発表していました
『植物ホルモン』は、オーキシンやサイトカイニン、ジベレリンなど、5種類に分けられます。
植物自身が作り出す物質で濃度によって働きが変わったりもします。
植物の生理活性を調整したり、その作用は多岐にわたります。
このテーマで、発表していた班では、ダイコンを用い、光とオーキシンの影響について発表していました。
他の3つの班は、『アレロパシー』をテーマにしていました。
『アレロパシー』とは、植物が作り出す化学物質が、他の植物の成長に影響を与える作用のことです。
例えば、セイタカアワダチソウは根から出す化学物質が、周囲の植物を枯らしてしまったりします。
このような作用を『アレロパシー』と言います。
このテーマで発表していた班は、例えば、ミント、ヤブガラシ、シンビジウムの葉がアレロパシー効果を持つのか、実験をしていました。
他の班では、ドクダミの葉と根のアレロパシー効果の違いを実験で確かめていました。
また、ユーカリなどに含まれるシネオールという物質のアレロパシー効果を解析している班もありました。
どの班も限られた時間の中で結果を出し、しっかりプレゼンテーションしていました。
発表後の質疑応答でも、次のステップで、何をしたら良いのかなど、白熱したディスカッションが見られることもありました。
すごく力がついたと感じる発表会でした!
3年植物バイオコースのみなさん、これからもどんどん力をつけて成長していってくださいね!!
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