【環境科学(現:化学分析)コース】環境調査実習@目黒附属自然教育園

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こんにちは。東京バイオのヨシムラです。
連日暑いですね~

環境科学(現:化学分析)コースの野外実習で
目黒にある国立科学博物館附属自然教育園に行きました。

植物を中心に、植生の状態を観察しました。


都内の中にぽっこりとある森林で、憩いの場でもあります。
ゆっくりと森林浴をしつつ勉強・・・・・・できたら良かったのですが
この日はとにかく暑かった!!
(最高気温33℃)

湿地帯独特の植生も観察できました。

その後、林に行くと
植物の違いがよくわかります。

特徴的な植物を覚えると
生えている植物で土地の状態が推測できるようになります。
そして植物がわかって、植生がわかると
そこにどんな昆虫がいるのか?
を、ある程度推測することができます。

ご存知の通り、植物は光合成をして成長します。
成熟した森林の上層部では
少しでも多くの日光を受け止めようと
植物同士が限られた空間を譲り合ったり
時には争っていたりしています。

樹木の葉のつきかたを観察すると
日光を効率よく受け止めるよう
葉を展開していることがわかります。

武蔵野植物園のエリアで
ヤマユリ(学名:Lilium auratum)があちこちで花を咲かせて
甘い香りを漂わせていました。

ヤマユリは、発芽から開花までには少なくとも5年以上かかります。
株が古いほど多くの花をつけるという特徴があり
『ユリの王様』と呼ばれている日本固有のユリです。

「大きな樹だね~」
「花が咲いてるね~」
ただ眺めるのではなく
何故そこに根付いているの?
何故花を咲かせているの?
と問いかけながら観察していると
植物たちは、多くのことを教えてくれるんです
それから
実際に足で歩いて、自分の目で見てみると
新しい発見があります

とっても暑い中でしたが
学生たちは一所懸命に観察結果をレポートしていましたよ

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