僕が思う植物の魅力!植物バイオコースの授業について/学生ブログ

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皆さん、こんにちは!
植物バイオコース2年のMです。

 

今まで植物を学んできた在校生の視点から、
「植物の魅力と植物バイオコースの授業について」
についてお話していこうと思います。

 

植物バイオコースについては
こちらのページを見てください!

 

 

植物に魅力について

まず、植物の魅力とは、
ズバリ種類の多さだと思います!

植物は大きく分けて、藻類、地衣類、
種子をつくらない植物としてコケ植物、
シダ植物、種子植物は裸子植物、被子植物があります。
さらに被子植物には単子葉植物と双子葉植物に分類されています。

そして植物の種類で最も多いのが被子植物です。
種類の数は単子葉植物で50000種類、
双子葉植物は200000種類で合計250000種類あります。

 

逆に最も少ない植物の種類は裸子植物で700種類です。
僕はこのことを知ったとき、一番少なくて700種類もあるの!!
と驚きました。

また、僕はとても飽き性な人間なので、
ここまで種類が多いと飽きないなと思い、
とてもワクワクしました。

そして植物は種類の多さだけでなく、
素晴らしい能力も持っています。

それは分化全能性という能力です。
分化全能性とは、
1個の細胞が完全な個体を再生する能力のことです。

 

植物は好き!
だけど…
植物バイオは苦手科目だった…。

僕は農業高校出身で高校2年生の時、
分化全能性を利用した組織培養をしていました。
ですが、実はとても組織培養が苦手でした。

植物の組織培養は無菌操作なので、
クリーンベンチという装置の中で行います。
その中で植物の葉を切り取ったり、
試験管のアルミをとって、切り取った葉を培地につける作業、
植物の茎頂分裂組織の周りの葉、葉原基をとる作業等が特に苦手でした。

つまり不器用でした(笑)

このままでは授業についていけないなと思い、
植物バイオテクノロジー部の友達に教えてもらうことにしました。

 

教えてもらううちに、植物の色んな組織の培養をできるようになり、
楽しくなりました。培養した後もよく様子を見に行ってて、
苗を作出し、成功した時はとても嬉しかったです。

逆にコンタミネーションをして、
失敗した時はとてもショックでした。

 

植物バイオテクノロジー部の友達に
たくさんのことを教えてもらい、
いつのまにか熱中していました。

高校3年生の課題研究でも植物バイオテクノロジーを選択し、
ひたすら組織培養(葉片培養)をしていました。

そして、もっともっと植物バイオテクノロジーについて
知りたいなと思うようになり、東京バイオに進学しました。

 

~東京バイオの授業について~
1年生は基礎を勉強!

東京バイオでは1年次は4年制学科全体で動くので、
実験では植物をあまり扱いませんでした。

ですが、色んな器具や機器の使い方、
生物や化学、生化学、分子生物学、
遺伝子工学等の知識を得ることができました。

特に生物や生化学、分子生物学、
遺伝子工学は植物バイオテクノロジーにとって必要な知識がたくさんありました。

このように1年次にバイオテクノロジーの基礎を知ることで、
2年生で学ぶ植物バイオテクノロジーをより深く知ることができます。

 

植物バイオコースで印象に残る授業

今、僕は植物分子生物学という科目を学んでいますが、
ここ1年生の時にやったなぁという場合がよくあります。

資格では毒物・劇物について学んでいます。
ここでは化学の知識が必要で、
高校の時、僕はあまり化学を学んでいなかったので、
今でも苦手教科です。

1年生の時もっとしっかりやるべきだったなと反省しています。
中級バイオでは1年生の時に学んだことが問題としてでるのですが、
忘れているところもあり、少し苦戦しました。

 

実習では植物基礎実習をやっています。
最近は培地を作り、コマツナの無菌播種をしました。
無菌なのでもちろんクリーンベンチの中で操作をしました。

高校の時の組織培養、
さらに1年生の動物細胞培養実習のおかげで
クリーンベンチの中での操作がかなり上達しました。

2年生になってからは、
1年生で学んだ基礎がとても大事なことだと改めて実感しています。

 

僕のブログが植物好きの方の
進路選びで参考になると嬉しいです。

 

長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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東京バイオでは、毎週末実験ができる体験実習を行っています。
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