消毒にはエタノール!?その理由を解説します

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消毒用に広く使われている「エタノール(アルコール)」
そもそも、なぜエタノールには殺菌効果があるのでしょうか?
今日はその理由を解説します!

 

まず一つ目の理由は・・・
細菌やウイルスの細胞膜を溶かす から!
エタノールの分子が細胞膜に穴開けて、細胞を破壊、死滅させます

 

そして二つ目の理由は・・・
細菌やウイルスの細胞のタンパク質構造を壊す からです。
エタノールにはタンパク質を変性させる作用があり、
これによって細胞のタンパク質の
一部は機能を失います

 

またエタノールの揮発性により細胞が乾燥することも、効果があると言われています。
いずれにしても「細胞を壊す」ことが、エタノールで殺菌ができる最大の理由です!

 

さらに消毒用エタノールは70%であることがほとんどです。
これはエタノールの殺菌効果が最大限発揮される濃度が70%だから!

 

先程お話したようにエタノールは高い揮発性を持っています。そのため細菌やウイルスの細胞を壊す前に揮発してします可能性があります。
細胞と長く接触、なおかつ十分な殺菌効果があるのが70%エタノールなのです。

皆さんも手元にある消毒用エタノール、ぜひ見てみてください。

 

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