卒業生×在校生「特別座談会」

卒業生×在校生特別座談会

大学とは違う理系選択。
専門学校から大学院へ

  • 卒業生

    遺伝子コース卒業 Kさん

    進学先 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 医歯理工学専攻 NCCHD成育医学分野 修士課程 2年
    インターン先 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター研究所 分子内分泌研究部 共同研究員

在校生

  • 植物コース4年 Sさん

    進学先
    横浜市立大学大学院 生命ナノシステム科学研究科 博士前期課程 生命環境システム科学専攻
    インターン先
    国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学 研究センター 植物共生研究チーム
  • 植物コース4年 Yさん

    進学先
    千葉大学大学院 医学研究院 先端医学薬学専攻 免疫発生学 修士課程
    インターン先
    国立国際医療研究センター研究所 肝炎・免疫研究センター免疫病
  • バイオ医薬品コース4年 Aさん

    進学先
    順天堂大学大学院 医学研究科 小児思春期発達・病態学講座 修士課程
    インターン先
    国立国際医療研究センター研究所 感染症制御研究部 ヒト型動物開発研究室
TALK1

大学院に進学することで、
技術に加えて知識や経験の幅を広げたかった。

  • 私は、製薬会社に就職して研究成果を医療現場に届ける職種につきたいと思っていました。目的へ確実に近づくため、卒業してすぐの就職ではなく、修士課程を経ての就職をめざしました。私が希望していた製薬会社の職種は、修士か薬学部の学生を中心に採用していたことも、理由のひとつです。東京バイオの4年制学科は大学院の受験資格が得られるので、技術を身につけた上でさらに知識を増やしたいと考えている人には、検討する価値があると思います。
  • あ、それは僕も同じです。僕は植物コースなのですが、大学院に行って学位を取るのも、ひとつの選択かなと考えました。まだ就きたい職種は具体的に決まっていませんが、大学院に行くことで、東京バイオで身につけた知識や技術を活かして、進路の幅を広げることができるんじゃないかと期待しています。
  • 僕の研究分野は免疫なんですが、とにかく楽しいんですよ。ただ、本格的に勉強することを考えると、知識も経験もまだまだ足りないなと感じていました。そこで、4年制の専門学校からも大学院に行けるなら、もっと深く勉強して、その上で就職するか、研究を続けるかを決めたいなと考え、大学院への進学を決めました。
TALK2

現場で1年以上も過ごす
インターンシップが、進路を大きく変えた。

  • 東京バイオの4年制コースがそのまま大学院に行けるというのは知っていましたが、3年生までは普通に就職するつもりでいました。でも、インターンシップ先で、動物肥満や難病に関する研究に携わらせていただいて、考えが変わりました。東京バイオのインターンシップは期間が長く、私の場合は1年半もの間、最前線で研究を続ける人たちと一緒に勉強することができ、これをもっと続けていたい。もっと勉強して、上をめざしたいと思うようになりました。仕事にして研究職に就くにしても、修士や博士といった学位は必要だと思ったので、とにかく上へ進んで勉強を続けようと考えました。
  • 98%という高い就職率とインターンシップ制度があること。私はこの2点で東京バイオを選びました。特にインターンは、在学中に企業や研究機関の最前線を体験できることが魅力でしたね。現在、2年ある修士課程の2年目なのですが、充実した研究生活を過ごせているのは、インターンシップ先での多くの経験があってのことだと思います。インターンシップでの努力が、大きな成長に繋がったという実感はありますね。
  • 僕の場合、インターンシップ先で免疫系の研究が楽しいと感じていたところに、研究室の先生から「大学院には行かないの?」と聞かれたのが、大学院への進学を考えたきっかけでしょうか。インターンシップは、東京バイオで得た知識や技術を実戦で活かし、さらに高度で新しい知識や技術を吸収することで、自分を高めていくステージだったと思います。
TALK3

苦手な英語を克服したきっかけは、
2年生で行った海外研修。

  • 2年生の時、アメリカのサンフランシスコへ海外研修に行ったのですが、その時に自分で思っていたより英語が話せたことがきっかけになって、帰国してから英語の勉強にはチカラが入りましたね。大学院入試でもTOEICスコアが必要だったので、自分としてはかなり頑張って勉強したと思います。海外研修の目的は、最先端の現場に行って研修を行うことで、日本との考え方や取り組み方の違いを学び、今後のインターンシップや就職活動に活かしていくことなのです。東京バイオは授業や実験だけでなく、こうした行事など様々なカタチで、生徒に刺激やきっかけをくれる学校だと思いますね。
  • 大学院受験で一番工夫したのは勉強方法でしょうか。入試の過去問が手に入るので、よく出題される範囲を重点的に勉強していました。1から勉強するとすごく大変ですし、時間も限られているので。私は英語が特に苦手だったので、まず何が苦手なのかを「文法」、「読解」、「英単語」の3パターンに分けて考え、優先順位をつけて効率よく勉強していました。大学院入試の英語をクリアできたのは、苦手な部分を徹底的にやったからだと思いますね。苦労したのは、勉強と研究を同時に進めなくてはならない点でしたが、そこは時間配分に気をつけて乗り切りました。
  • 僕の場合、英語のTOEIC、TOEFLが試験でした。後は専門科目の化学で、過去問題を問いて、そこに関連しているものを調べたり覚えたり、どういう傾向なのかというのを分析して備えました。
TALK3

先輩との座談会や先生への相談で、
新しい道が開けた。

  • インターンシップや産学協同研究の制度で企業の現場に行くと、自分たちが学校で習った内容が、最先端の現場でどのように応用され、実用化されているかを知ることができるというのは、素晴らしいと思います。学校で基礎を身に着け、最先端の現場で技術の進歩を目の当たりにすると深く理解できますし、新たな発見に繋がります。そして、研究が治療法確立への架け橋になることを体験できたのは、とても貴重な経験でした。
  • 2年生の時にインターンシップに参加している先輩との座談会があって、その時勝見先輩の話を聞かせていただいたのが、僕にとっては大学院進学のきっかけのひとつです。色々お話しさせていただいて「なるほど、そういう道もあるんだな」って、初めて知ったので。もちろん、先生が学生と同じ立場に立って話してくれたり、進路や生活について指導してくれたりするのも、東京バイオならではだと思いますね。
  • 制度とかではないですが、僕は友達の影響が大きかったですね。この学校で優秀だと思える友人ができたことが、自分の進路に大きく関わっていると思います。節目節目で、友人たちがいい刺激になってくれたので、切磋琢磨というか、目標を持って勉強できたんだと感じています。
TALK3

実験や研究で生きていきたい人には、
夢への近道だと思う。

  • あくまでも僕の意見ですが、バイオ系がやりたくて明確な目標があるなら、大学に行くより早いと思います。インターンシップも1年半とか長く行けるので、明確な意思を持って「ここに進学したい、研究職に就きたい」と考える人にとっては、まさに夢への近道じゃないかと思いますね。
  • 東京バイオは、サポートしてくださる先生方の層が厚く、環境も充実しているので、夢への明確な想いと積極性があれば、きっとベストな道が見つかると思います。
  • 先生方が親身になってくれると言うか、先生方との距離が近いというのが、大学との違いのひとつだと思います。目標を決めて相談すれば、どんな質問に対してもしっかりと答えてくれます。
  • 就職したいという人にとっても、大学院へ進学したいという人にとっても、現場の空気を感じながら勉強できるというのは、やはり大きなメリットです。漠然とでも、何をやりたいかが見えている人にとっては、色々な選択肢がある学校じゃないかと思いますね。

「楽しい」のその先へ

東京バイオでは実験を「楽しい」「好き」だけでは終わらせません。本校の卒業生のそのほとんどが実際に実験を仕事にしています。好きなことを一生の仕事にしたい方は、ぜひ一度、本校にお越しください。