トップ > オープンキャンパス > なるほど東京バイオ実験教室 > 魚の干物は何故おいしい?
魚の干物は何故おいしい?
| 【使用器具】 | TBA試薬 共栓試験管 試験管 ホールピペット 完全ピペッター 分光光度計 ガラスセル 漏斗・ろ紙 乳鉢・乳棒 ウォーターバス タッチミキサー |
![]() |
| 【ポイント】 | 魚の脂質含量は種類によって大きく異なります。 青魚に特に多いEPAやDHAは心筋梗塞、脳梗塞を予防する作用を持ちます。しかし、これらの脂肪酸は酸化されやすいのが大きな欠点です。 魚の油脂が酸化されると不快臭を出し渋みを生じます。こうした劣化現象を「酸敗」といいます。 これらがアミノ酸と結合すると、メラノイジン色素を作って褐色に変わり、ヒドロペルオキシドという毒物を生じます。 これが下痢、血管・脳・肝臓障害の原因になります。 最近の干物は天日乾燥ではなく、ほとんどが火力によって高温で乾燥されるため、油脂分が酸化されているものが多いのが現状です。 この実習では、油脂の酸敗の度合いを知る尺度となる試薬を使い、天日乾燥と機械乾燥との違いを科学的に分析します。 |
|
| 【材料】 | アジの干物(天日乾燥品 機械乾燥品) 鮮魚なアジ |
|
| 【工程】 | ① 試料を乳鉢で粉砕する。 3gをそれぞれ試験管にとり、ホールピペットでTBA試薬を加える。 ② 60~70℃のウォーターバスで2分間加熱する。 ③ 栓をして2分間タッチミキサーを用いて攪拌する。 ④ 栓をとり、アルミホイルでふたをして沸騰水浴中で30分間加熱する。 ⑤流水中で室温まで冷却後、ろ紙でろ過する。 ⑥ろ紙の530nmにおける吸光度を測定する。 ⑦3試料の平均値をもってTBA値とする。 |
|
| 【注意】 | 熱水でやけどをしないように注意する。 |
![]()
![]()

