コメ型経口コレラワクチンの経口免疫規格設定試験に関する研究

研究先 東京大学医科学研究所 炎症免疫学分野

目的・背景

コメ型経口コレラワクチン(MucoRice-CTB)とは、遺伝子組換え技術により無毒のコレラトキシンB 鎖(CTB)ワクチンをイネ種子に発現するお米で、経口投与可能かつ常温保存可能であることが特徴である。多くのワクチンは冷蔵保存であるが、MucoRice-CTB はこの性質のためワクチンの保管環境が整ってない発展途上国での活用や災害時などの感染症予防に役立つと考えられている。そこで、本研究はMucoRice-CTB の品質を管理する規格設定のうち、本ワクチンの経口免疫活性に関する規格及び試験法を開発する。

内容

経口免疫試験はBALB/C マウス(メス、N=5)に1 週間間隔で、12.5-100mg の微粉末化したMucoRice-CTB を、3 回経口免疫投与後、1 週間後に、血清、及び糞便を採取して、血清CTB 特異的IgG、IgA 並びに糞便CTB 特異的IgA 抗体をELISA 法で測定を行う。この試験を3 回実施し、統計的に有意な免疫を誘導できる最小ワクチン量等を決定し暫定規格を設定する。さらにMucoRice-CTBを60℃、80℃10 日間処理して、部分熱変性されたワクチンを用いて、規格設定された経口免疫法、SDS-PGAE での定量、及びGM1 ガングリオシド受容体結合活性の定量を実施し、それらの相関関係を比較することで最終的に規格を設定した。

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