Neem による薬効作用の基礎的検討

研究先 4 年制コース1 班

目的

Neem は古来より様々な薬効を持つハーブとして原地の人々に認知されて来、その効果は現在においても高く評価されている。だがNeem の薬効作用を科学的に検討した例は少なく、本校では過去三年間に渡りNeem を用いた生理活性の検討を行ってきた。今年度は体内の毒出し作用(デトックス)に焦点を当て、その是非を①利尿作用への影響、②肝機能の促進に対する影響、③アルコール代謝の促進に対する影響について検討を行うこととした。

方法

①ラットにNeem の熱水抽出物を経口投与した後、経時的に採血をし、抹消血中から心房性利尿ペプチド(ANP)を検出した。採取したサンプルは遠心分離を用い血漿とし、SDS-PAGE、Western-Blot、ELISA にてANP の存在を確認した。②マウスにNeem の熱水抽出物を経口投与し、続けて酒類を経口投与した後、肝細胞の損傷で増加するGOT,GPT 値を抹消血から測定。その実験を4 日間連続して行った。③実験②と同様の手順でサンプリングを行い、分光光度計にてALDH2 の活性を測定。なお、Neem の比較対照サンプルとして実験①は紅茶、実験②・③はウコンとヘチマを用いている。

結果

①全ての実験においてNeem 抽出物を投与した群のANP 発現量が比較対照群に比べ有意に高いことがわかった。②コントロールに比べ、Neem 抽出物を投与した群の回復率が高いことが観察できた。③Neem を投与した群の酵素活性が各群中で一番高いことが確認できた。

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