網膜色素変性疾患症患者由来 iPS 細胞を用いた網膜様層構造体の分化誘導

研究先 東京大学医科学研究所再生基礎医科学国際研究拠点

目的

日本には現在 5万人の網膜色素変性疾患の患者がいるとされているが、その詳しい分子メカニズムや根本的な治療方法は見つかっていない。そのため当研究室は iPS細胞を用いた病変モデル網膜の作製が急務であると考えた。 本研究は網膜色素変性疾患患者の末梢血由来の iPS細胞に対し分化培養を行い、形成された網膜組織様の層構造体を RT-qPCRを用いて分化培養後の各網膜・神経組織関連の遺伝子の発現を検討し、各細胞株由来組織の分化前と分化後との神経・視細胞関連遺伝子の発現量の比較を以て分化誘導の成否を検証することを目的とした。

方法

コントロールとしての健常者由来細胞株 TkDa3-4と網膜変性症患者由来の細胞株 TJ002の二種の iPS細胞を 1×10 5cells/wellの濃度で播き、分化用の培地( NIM) で培養することにより網膜様の神経組織への分化誘導を行った。 その後、分化成熟前と後のサンプルを一部ハーベストして RT-qPCR法により遺伝子発現量を相対的に定量した。

結果

RT-qPCRによる相対定量結果から、分化が進むに連れ神経・視細胞関連遺伝子の発現が強くなっていた。

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