インターンシップ先でもある慶應義塾大学医学部生理学教室（電子顕微鏡研究室）を訪問しました

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投稿日：2016年08月17日(水)

残暑厳しい日が続いていますが、バイオのインターン生は、夏休みも活動しています。

今回は、インターン生がお世話になっている施設にお邪魔して来ました。
ここは、慶應義塾大学医学部生理学教室（電子顕微鏡研究室）の一室です。

ZEISS MultiSEM 505

写真に写っている方は、バイオの4年制学科の卒業生です。
ここでインターンシップ（卒業研究）後、そのまま就職しました。

後ろの何やら高価そうな機器は、なんと 7億円もする最新鋭の電子顕微鏡だそうです。
この施設には、他にも何台も電子顕微鏡がありました。

建物は、戦前からのとてもレトロな物ですが、中には最先端の機器が沢山あり、彼女は、これらを自在に使いこなして、今では立派な技術者になっていました。

担当の先生からも、信頼されていて、とても頼もしく感じました。

ここには、現インターン生（4年生）もいます。彼女が技術指導をしてくれているそうです。

帰り際に、先生が、
「これ、何だかわかる？」
「この丸く窪んでいるところ」

なんとこれは、第二次大戦での空襲の跡だそうです。
焼夷弾が、空中で散弾した一部がこの建物周辺を直撃したとの事です。

80年以上も前から、ここは何も変わらず、実験を続けて来たのです。

歴史と伝統ある実験施設で、多くのスキルを身につけて、実験技術者として活躍することを願います。

また、厳しくも、丁寧にご指導下さる先生方に、心より感謝致します。