導入研修Ⅱ 企業見学 理化学研究所を見学させていただきました

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こんにちは教務の飯田です

先日、1年生が将来「実験を仕事にする」姿をイメージするための導入研修が行われました。

この研修は東京バイオの在学生がインターンシップ(研修)している現場、卒業生が働いているとして関りのある現場を見学し、様々なお話を聞ける貴重な日です。

今回、訪問するコースを3つに分け、1コース毎に3つの企業を訪問してきました
ルートは次の通り。

【ルート1】←今回はこちらをご紹介します。
4年制コース(DNAコース・動物バイオコース・植物バイオコース)
理化学研究所  国立成育医療センター  東京都医学総合研究所

【ルート2】
3年制コース①(醸造発酵コース・食品開発コース・化粧品開発コース・化学分析コース)
セプテム総研  森永乳業東京多摩工場 黄金井酒造

【ルート3】
3年制コース②(醸造発酵コース・食品開発コース・化粧品開発コース・化学分析コース)
明治 守谷工場  産業分析センター 小山酒造
ルート3の詳細はこちら>>>

今日は、<ルート1>のコースを紹介します

まず向かったのは横浜の理化学研究所

こちらでは、植物バイオ分野の研究をしている場所でした。
ウイルスや細菌に感染した時の植物の免疫反応のメカニズムを調べる研究をされています。
こちらの研究室で、卒業研究生として研修中の東京バイオ生が後輩のために説明や施設の事や仕事内容を説明してくれました。

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遺伝子組み換え作物を作製するこの施設は外部へ漏洩しないよう厳重な構造となっている様子や研究結果について教えて頂きました。

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「東京バイオの学生さんは頑張り屋なので、来てくれてとても嬉しいです。その後輩の皆さんもこの研究に興味がわいたら2年後に是非この研究室へ来て下さい」とおっしゃっていただけました。

現場で受ける先輩たちの信頼は、みんな(1年生)も是非引き継いで行きたいですね。
アットホームな空気の中で沢山学び頑張っているインターンシップ生も頼もしかったです。

次は、国立生育医療センターにお邪魔し、3つの研究室で見学させて頂きました

こちらは、生殖医療や再生医療・小児医療に関る研究テーマに取り組んでいる研究室の多い所です。

遺伝子組み換えや遺伝子解析・細胞培養が出来る先端の設備の中で、新たな治療法探り臨床応用を目指していく研究現場で働く卒業生や、インターンシップ中の東京バイオ生との交流の中から「なぜこの研究をしたいと思ったのか」「インターンシップ中にどんな事を感じたのか」「実験結果が研究成果につながる喜び」を話してくれました。

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実際の最先端研究設備で業務に励む先輩の姿や今までの道程を聞き、「実験データを出す事で研究成果に貢献する仕事をしている人」のイメージが具体化していきました。

最後は東京都医学総合研究所

東京都医学総合研究所は遺伝子の構造・機能解析や統合失調症の分子レベルのメカニズム解析をする所です。
こちらでも職員として長く勤務されている多くの卒業生がお話してくれました。
研究員・技術員・臨床心理士・大学院生・卒業研究生と様々な立場や専門家がチームとなり研究に取り組まれていました。

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色んなアプローチで「日々の実験結果を正確に得るための努力を積み重ね続け、病気で苦しんでいる人の生活を少しでも改善に向けるところまでたどりつきたい」という思いでお仕事されているお話がとても印象に残りました。

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今回の研修ではたくさんの研究現場の方々にご協力頂き、一人ひとりが将来自分はこんな仕事をしてみたいと、考えをまとめる大事な1日になりました

ご協力頂きました皆様、この度はお忙しい中誠にありがとうございました。

1年生のみなさん、この日の事を忘れずに理想の社会人になるために、これから頑張っていきましょう

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