国立成育医療研究センター研究所の中村先生に特別講義をしていただきました。

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こんにちは、事務局の内澤です。

インフルエンザが蔓延をしているようですが、みなさんは大丈夫ですか?
急に寒くなったりするので、体調には気をつけてくださいね。

先週、本校で行われた特別講義についてご紹介します。
対象は本校4年生の1~3年生と希望者・スタッフ。

テーマは
創薬における非臨床試験-毒性試験の観点から
登壇していただいたのは、
国立成育医療研究センター研究所の中村先生です。

難しそうなタイトルですが・・・(笑)

東京バイオテクノロジー専門学校で行われた、国立成育医療研究センター研究所の中村先生の特別講義

講義の内容を簡単にですが説明いたします。

薬ができるまでには、治験(※1)を経て世の中にでるまで最低でも7~8年を要し、その間には様々な毒性・副作用の検査解析を繰り返し行っている。
毒性試験の現状として、培養細胞を用いたもの・動物実験によるものが広く知られていて、今後は細胞培養技術・動物実験技術の向上が重要となり、また検査解析を正確に行える実験技術者の育成も重要であるという内容でした。
(※1)医薬品の製造販売にむけ、薬事法に基づく国の承認を得るために行う臨床試験。

これからは細胞培養士動物実験技術者の重要性がよりクローズアップされてくるということですね。

本校では、細胞培養の技術の取得や動物バイオコースの学生は実験動物技術者2級の資格取得はもちろん、1級も資格取得が在学中に可能になりました!
そして今年度、実験動物技術者1級の合格者が1名誕生しましたーーー
本当にすごい!!!

最近の創薬のプロセスの話や新しい医薬品(バイオ医薬品)の話もあり、今の創薬事情が分かる講義でした。

中村先生ありがとうございました。

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