東京バイオの学生が「化学分析技能士3級」の検定成績優秀者に選ばれました!

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こんにちは。
広報の衆樹です。

化学分析のスペシャリストともいえる「化学分析技能士」の検定試験において、分析化学コース2年生の学生が、3級の検定成績優秀者に選ばれ、表彰を受けました!!

 

化学分析技能士は、化学分析に関する技能を認定する国家資格です
試験には学科試験と実技試験があり、両方に合格することで取得できます。1級・2級・3級があり、東京バイオでは2級・3級を目指すことができます。

今回は、検定成績優秀者に選ばれたIさんにインタビューしました。

①化学分析技能士3級の成績優秀者に選ばれた気持ちを教えてください。

本当にびっくりしました。
筆記は自己採点ができ、2、3問しか間違えていないと分かっていたので合格はできると思っていました。しかし、自分が成績優秀者に選ばれると思っていなくて、家に封筒が届いて、成績優秀者だと初めて知り、驚きました。

②どんな試験内容でしたか。

筆記は、30問の○×問題でした。どんな問題がでるのかというと「酸素ボンベの色は~色である。○か×か。」、「~%の溶液を~mL作る時に必要な試薬の量は~gである。○か×か」のような本当に基礎中の基礎がでました。実技は、定量実験は与えられた溶液の定量、定性実験は、2種類の金属が入った未知試料を渡されて、1属~6属までの金属でどんな金属が入っているかを当てるという問題が出されました。事前に試験の概要が送られてくるので、お友達とどうやって解くかを話し合い、自分たちなりに工夫して当日問題を解いていきました。

③どんな勉強あるいは対策を行いましたか。

7月に試験があったため、前期(4月~7月)に週1回、検定に向けた対策講座が行われました。実技と筆記両方とも合わせて行われ、実技は定性実験と定量実験を1日1種類ずつ練習しました。頭で考えているだけでなくて、実際にできたのがよかったです。また、講師の先生から教科書に載っている手順を全て覚える必要はないと教えていただき、「力を入れて実験しないといけないところと力をいれずに実験できるところがある」というアドバイスをいただき、自分なりに工夫して実験しようと思いました。学科は、問題に慣れる為、2級の過去問題を配っていただきました。問題のレベル、内容、どのような聞かれ方をするかを知ることができました。

④将来の夢は何ですか。

今のところ、食品か医薬品の分析業務をしたいと考えています。高校生のころから身近なものの成分に興味があり、成分表を見るのが好きだったことと授業を通して、食品と医薬品の分析業務に関わりたいと強く感じたからです。豊洲の問題で、今まで問題がないと言っていたことが、急に「基準値の何倍もの成分が出てきた」と聞いた時、おかしいと思いました。私は、しっかりと分析を行い、情報を隠さず、全てを伝えていきたいと考えています。

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