産学官連携「千葉県産の農作物を利用した食品開発」の協同研究を開始しました。

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バイオ研究開発部機器分析グループ質量分析チーム(チーム長:鈴木秀幸)は、近隣にある農業生産法人千葉農産と協同研究を行っているところですが、このたび「千葉県産の農作物を利用した食品開発」に関して、東京滋慶学園東京バイオテクノロジー専門学校を加えた三者間での協同研究を開始しました。

 東京バイオテクノロジー専門学校では産学協同研究として、科学的な分析手法を取り入れた食品の商品開発に取り組んでいます。協同研究では、千葉農産が提供する「千葉県産の農作物」を用いて、東京バイオテクノロジー専門学校の「動物実験系の機能性評価」、「農作物を用いた商品開発」の技術と、かずさDNA研究所の「機能性成分の分析評価」の技術を合わせて、千葉県産の農作物の付加価値を高めることを目的としています。

 今年度は、日本国内ではあまり普及していない「青パパイヤ」を食材として、青パパイヤの特徴や機能性成分を活かした調理法を開発し、青パパイヤの知名度向上に取り組みます。かずさDNA研究所は、調理法による成分変化などの分析評価を担当します。開発した商品は、研究成果としてデパートなどでの販売を予定しています。

 

東京バイオでは、学生一人ひとりが業界とともに成長する産学共同による卒業研究に力を入れています。今回のテーマは「パパイン」というパパイヤ特有のたんぱく質分解酵素に着目し活用を検討する研究です。今後発売も予定していますのでご期待ください。

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