実習の様子を紹介します!

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こんにちは♪

今回は1年生の遺伝子実習の様子を紹介します。

この実習ではDNAを扱う技術の基本となる「DNAの抽出」、「DNAの分解」、そして「DNAの増幅」などの実験技術を習得し、遺伝子組換え技術の基礎を身につける実習です。

本日はプラスミドDNAの抽出実験です。

生物の遺伝情報の全てが詰まっているゲノムDNAではなく、それとは関係なく存在しているのがプラスミドDNAです。人工的に遺伝子操作がしやすく、頻繁に使われています。

遺伝子実験はとても少ない量で行うため、1ml以下の液量をはかりとるマイクロピペットを使用します。

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プラスミドDNAは大腸菌の中に存在しており、アルカリSDS法という手法を用いて大腸菌膜を壊し、細胞内から出てきたDNAを水に溶かし、プラスミドDNAのみを選択的に精製していきます。

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変性した大腸菌のたんぱく質を遠心分離器にかけてDNAを含んだ水と分離します。

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抽出したDNAは、これから制限酵素の働きを使って切断する実験を次回は実施します。

 

 

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